そのほかのマザーボードの新製品 2009年5月16日号
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

そのほかのマザーボード
|ZOTACIONITX-B-E(288-FA-100ZT)
(Atom 230搭載,GeForce 9400M G,VGA(DVI/HDMI付き)
 ,6ch Sound,1000Base-T LAN,eSATA
 ,Mini PCI Express1,DDR2 DIMM2)
18,800BLESS 秋葉原本店
18,980ZOA 秋葉原本店B1F
19,480TSUKUMO eX.3F
19,480ツクモケース王国
19,480ツクモパソコン本店B1F
19,770フェイス本店
19,780TWOTOP秋葉原本店
19,923クレバリー1号店1F
19,980オリオスペック
19,980ドスパラ秋葉原本店2F
19,980パソコンショップ アーク
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  NVIDIAのIONプラットフォームを採用した初のMini-ITXマザーボード。メーカーはZOTAC。

 IONはCPUにIntelのAtomシリーズを、チップセットにNVIDIAのGeForce 9400M Gを使うNVIDIA提唱のPC用プラットフォーム。Atom標準の945GC/945GSEチップセットよりもチップセット内蔵GPUが強力で、そのうえPureVideo HDやCUDAもサポート。NVIDIA曰く「Intelの10倍のグラフィック性能がある」とされ、過去にAtom 230搭載機でのBlu-rayが再生デモ(CPU負荷40%前後)なども行われている。また、高い省電力性をうたう点も特長で、前述のBlu-ray再生デモでも25〜28W前後の消費電力となっていた。

 今回発売された製品はファンレスモデルで、映像端子としてHDMI、DVI、VGAを備え、最大2画面の同時出力に対応しているのも特徴。主なスペックは、GPUクロックがコア450MHz、シェーダ1,100MHz、スロット数がMini PCI Express×1、DIMM×2(DDR2 667/800、最大8GB)、主な搭載機能がHDMI、DVI、VGA、Serial ATA(3ポート、RAID 0/1/0+1対応)、eSATA、HDオーディオ、PS/2(1ポート、キーボード用)。DIMMスロットが2本あり、デュアルチャネルアクセスができるのはメリットだが、半面、拡張スロットがMini PCI Expressしかないため、この点には注意が必要。

 なお、姉妹モデルにはAtom 330や無線LAN機能(IEEE 802.11n準拠)を搭載、ACアダプタで動作する「IONITX-A-U」(予価3万円前後)などもラインナップされているが、こちらの入荷は「5月下旬ごろ」(ショップ)の見込みとのこと。また、IONに関してはAtom 330を搭載するショップブランドPCの店頭デモも開始されている。

|SUPERMICROX7SLA-L
(Atom 230搭載,FlexATX,i945GC(ICH7R),VGA
 ,1000Base-T LAN,パラレルIDE,PCI Express(x8)1
 ,PCI Express(x8/x4動作)1,PCI1,DDR2 DIMM2)
18,690USER SIDE マルチ・スペース
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 サーバ向けをうたうSUPERMICRO製のAtomマザーボード。Atom 230搭載/デュアルチャネルメモリアクセス対応で、ICHには同種製品で初めてICH7Rを採用している。フォームファクタはFlex ATX。

 拡張スロットはPCI Express x8×2(x8動作×1、x4動作×1)+PCI×1と多く、Atomマザーとしては拡張性が高いのも特徴。主な搭載デバイスはVGA、1000Base-T LAN、パラレルIDE、Serial ATAなどで、サウンド機能は非搭載。

 デュアルチャネルメモリアクセスに対応する2本のメモリスロットは、合計で最大2GBまで対応している。

 USER SIDE マルチ・スペースではAtom 330搭載の上位モデル「X7SLA-H」も同時入荷したが、即完売したとのこと。こちらの実売価格は22,890円。