【 2009年6月6日号 】 | |
Socket AM3初のmicroATXマザーが登場 |
Socket AM3マザーボードでは初となるmicroATXフォームファクタの製品が登場、AMD 790GXチップセットを搭載したDFIの「LANPARTY JR 790GX-M3H5」が発売された。実売価格は19,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。Socket AM3マザーボードは2月に初登場して以来、ATXフォームファクタの製品のみが発売されており、microATXフォームファクタの製品を店頭で確認したのは今回が初めてだ。
LANPARTY JR 790GX-M3H5はAMD 790GX/SB750チップセットと、LFBとして64MBのDDR3メモリを搭載。基板上に電源/リセットスイッチのほか、2桁の7セグメントLEDでシステム状態を表示する「Debug LED」を備えるなど独自機能も搭載している。
スロット数はPCI Express x16×2(CrossFireX対応)、PCI Express x1×1、PCI×1、DIMM×4(DDR3 1600/1333/1066、最大16GB)。主な搭載機能はHDMI、DVI、Gigabit Ethernet、Serial ATA(6ポート、RAID 0/1/0+1/5/JBOD対応)、8チャンネルサウンド。HDMIとDVIの同時使用は不可で、基板上のDVI端子付近にどちらを使うかを選択するジャンパスイッチが用意されている。
ちなみに実質上の「Socket AM3版microATXマザーボード」としては、Jetwayの「MA3-79GDG COMBO」も発売済み。Jetway製品はメモリスロットがDDR2/DDR3の選択式で、DDR3は2スロット分しかないなどの違いがある。
□LANPARTY JR 790GX-M3H5(DFI)
http://jp.dfi.com.tw/portal/CM/cmproduct/XX_cmproddetail/XX_WbProdsWindow?action=e&windowstate=normal&mode=view&downloadFlag=false&itemId=701□関連記事
【2009年2月14日】Socket AM3マザーボードが初登場、AMD初のDDR3プラットフォーム
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090214/etc_gigabyte.html
【2009年2月7日】DDR3も使えるSocket AM2マザーが初登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090207/etc_jetway.htmlDFI LANPARTY JR 790GX-M3H5 [撮影協力:パソコンショップ アーク]