エンタープライズ向けの高速なPCI Express x4接続SSD。メーカーはFusion-io(Fusion Multisystems)で、SLCタイプ/容量80GB・SLCタイプ/容量160GB・MLCタイプ/容量320GBの3モデルがラインナップされている。 国内代理店の住商情報システムでは、データ転送速度がランダムリード時700MB/s、ランダムライト時600MB/s(160GBモデルの場合)、リードレイテンシ50μsといったスペックを公称している。 また、別の国内代理店であるアスクからサンプル品を入手したオリオスペックでは独自にベンチマークテストを実施、シーケンシャルリード時763MB/s、シーケンシャルライト時620.6MB/s、ランダムリード512KB時725.2MB/s、ランダムライト512KB時が559.4MB/sといった値を確認したとのこと(テストソフトは「CrystalDiskMark 2.2」、テストサイズは1,000MB)。5月に発売されたPhotoFastのPCIe SSD「G-Monster-PROMISE PCIe」は、同じ条件で速度が大きく落ちていたが、この製品ではほぼスペックどおりの性能を維持しているのが特徴。 本体のデザインは、同じくPCI Express接続のPhotoFast製SSD「G-Monster-PROMISE PCIe」とは異なるコンパクトなもの。Low Profileサイズの基板の両面にメモリチップが搭載されており、表面にはコントローラーの冷却用と見られるヒートシンクが装着されている。OSは WindowsやRed Hat Enterprise Linux 4/5、SUSE Linux Enterprise Server 9/10の64bit版のみに対応する。 □関連記事 【5月30日】公称1GB/sの超高速PCIe-SSDが発売、PhotoFast製 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090530/etc_pfast2.html
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