ユニークなパネル型シャドウベイを採用して内部スペースを確保したというミニタワータイプのmicroATXケース。販売されているのはブラックタイプで、このほかにホワイトタイプも用意されている。 ST-565Tのシャドウベイは、1枚の金属板にネジ穴などが設けられただけの実にシンプルなもの。HDDやSSDの底面にあるネジ穴を使って固定する構造で、2.5インチタイプのみの場合は最大3基、3.5インチタイプのみの場合は最大2基、両者混在の場合は各1基、ドライブを装着することができる。 このシャドウベイは本体内部の左側面に垂直に設置されているため、内部スペースの確保にも貢献。一般的なタワーケースではフロントパネルの裏側に3.5 インチシャドウベイがあるが、ST-565Tの場合は前述の構造によりフロントパネルの裏側が空間になっており、ミニタワーながら大型のハイエンドビデオカードも内蔵できるようになっている。 このほかのドライブベイは、5インチ2基と3.5インチ1基(いずれもオープンベイ)を装備している。 本体サイズは高さ360×幅185×奥行き394mm。ケースファンは前面と背面に120mmサイズ(回転数1,500rpm、ノイズレベル27.6dB)を各1基備え、さらに前面に120mmサイズ1基を増設できる。電源は非搭載。
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