アルミ製のHTPC向けATXケースで、ホットスワップに対応した3.5インチSerial ATA-HDDベイが4つもあるのが特徴。HDDは前面から出し入れが可能で、簡単に交換作業が行なえる。

　本体サイズは幅432×高さ168×奥行き427mm。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドウ×4（Serial ATAホットスワップ対応）。ケースファンは前面に120mmサイズ（回転数900rpm）を1基、背面に80mmサイズ（同1,500rpm）を1基それぞれ備えている。電源は非搭載。

　主な付属品は、ワイヤレスリモコン、ラックマウント用キット。リモコン受光部はケース前面についている。

　リムーバブルベイはフロント中央部に1基備えており、このほかに5インチベイ×3段、3.5インチシャドウベイ×6段を備える。なお、フロントのリムーバブルベイは、HDD装着時にHDDが若干はみ出る。

　ファンは背面と上面に12cmファンをそれぞれ1基ずつ備えており、前面に12cmファンを2基追加することもできる。また、前面下部は防塵フィルタを備えている。

　電源は別売り。

　搭載ベイ数は5インチ×3、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6。リアに12cmファンを1基備え、フロント下部に防塵フィルタを備えている。

　ST-565Tのシャドウベイは、1枚の金属板にネジ穴などが設けられただけの実にシンプルなもの。HDDやSSDの底面にあるネジ穴を使って固定する構造で、2.5インチタイプのみの場合は最大3基、3.5インチタイプのみの場合は最大2基、両者混在の場合は各1基、ドライブを装着することができる。

　このシャドウベイは本体内部の左側面に垂直に設置されているため、内部スペースの確保にも貢献。一般的なタワーケースではフロントパネルの裏側に3.5 インチシャドウベイがあるが、ST-565Tの場合は前述の構造によりフロントパネルの裏側が空間になっており、ミニタワーながら大型のハイエンドビデオカードも内蔵できるようになっている。

　このほかのドライブベイは、5インチ2基と3.5インチ1基（いずれもオープンベイ）を装備している。

　本体サイズは高さ360×幅185×奥行き394mm。ケースファンは前面と背面に120mmサイズ（回転数1,500rpm、ノイズレベル27.6dB）を各1基備え、さらに前面に120mmサイズ1基を増設できる。電源は非搭載。

　M350はサイズが幅192×高さ62×奥行き210mmというコンパクトな横置きタイプのPCケース。左右両側面と上面、底面のパネルに無数の穴を開けることで通気性を高めており、ファンレスでの運用も可能とされている。

　ドライブベイは2.5インチHDD用1基のみを装備。電源ベイは非搭載で、外付けのACアダプタなどを別途用意する必要がある。拡張スロットは標準では使用不可。

　このほか、同店ではM350用オプションの「D945GSEJT Motherboard I/O Bracket&RiserCard kit」（実売価格2,980円）と「M350-HDD Brackets」（同840円）とも販売中。

　特に注目できるのは前者で、IntelのAtom N270搭載マザーボード「D945GSEJT」で標準サイズのPCIスロットが利用可能となる。セット内容はI/OシールドパネルとPCIスロット用ライザーカード。後者は2.5インチHDDベイ1基を増設できる増設キットとなる。

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【2009年6月6日】Intel D945GSEJT（今週見つけた新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090606/ni_cd945.html

　容量65WのACアダプタが付属している。

　電源ベイは背面側に出っ張る形になる。