 | 【 2009年8月22日号 】 |
| ASUSの液晶付きOCツールが発売 「ハードウェアベースのOC」がウリ |
ASUSのゲーム向けマザーボードに対応したオーバークロックユニット「OC Station」が同社から発売された。実売価格は18,800円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
OC Stationは、ASUSの「Crosshair III Formula」「Rampage II Extreme」といったゲーム向けマザーボード「ROG」シリーズに対応した、5インチベイ2段用のオーバークロックユニット。ユニットと対応マザーボードを専用の20ピンケーブルで接続することで、CPUのクロックや電圧、ファン回転数などをユニットから調節できるようになる。
また、オーバークロック機能について「純ハードウェアベース」と説明されているのも特徴。ただし、これに関する具体的な解説は特にない。
本体前面のパネルには、調節時に用いる大型のダイヤルや、動作状態などが表示される3インチのカラー液晶ディスプレイなどを装備。前面パネルは角度を調節できるチルト機構も備えている。また、本体は5インチベイ2基分のスペースに内蔵することも可能だ。
そのほか、オーバークロック設定を最大8つまで保存できるプロファイル機能や、アラームで知らせてくれる監視機能、写真を液晶パネルに表示できるスライドショー機能などを備えている。
なお、使用に際してマザーボードのBIOSをアップデートしなければならない場合があるので注意が必要。具体的な対応マザーボードの機種名や対応BIOSのバージョンなどは、Webサイトの製品情報ページで確認できる。
□OC Station（ASUSTeK Computer）
http://www.asus.com/product.aspx?P_ID=iRSrdumETCq04PD0
ASUS OC Station