OCZ初のPCI Express接続SSD。PCI Express x8接続でMLCタイプの製品。容量別に256GB/512GB/1TBモデルがラインナップされているが、入荷したオリオスペックの在庫は256GBモデルのみで、512GB/1TBモデルは受注扱いとしている。 MLCタイプのNANDフラッシュメモリと256MBのキャッシュを搭載した拡張カードタイプのSSD。インターフェイスは当初PCI Express x4とアナウンスされていたが、製品ではPCI Express x8が採用されており、公称の最大データ転送速度も当初の510MB/sから870MB/s(リード時、512GB/1TBモデルのみ)へと向上している。 ちなみに、オリオスペックが256GBモデルで行なったベンチマークテストによれば、データ転送速度はシーケンシャルリード時が420.1MB/s、シーケンシャルライト時が547.9MB/sといった結果だったとのこと。また、内蔵のフラッシュメモリはRAID 0で構成されているが、同店によればコントローラはLSI製だという。 公称の最大データ転送速度は、1TBモデルがリード時870MB/s、ライト時780MB/s、512GBモデルがリード時870MB/s、ライト時 760MB/s、256GBモデルがリード時770MB/s、ライト時640MB/s。本体サイズは幅32×高さ127×奥行き195mm。 本体表面には製品ロゴ入りのカバーを装備。側面には4ピン電源コネクタを備えている。また、裏面にはminiSASコネクタが用意されているが、製品情報ではSASに関する機能などについては触れられておらず、現時点では用途は不明。 なお、上位モデルとしてSLCタイプのNANDフラッシュメモリを採用した「Z-Drive e84」がラインナップされている。公称の最大データ転送速度はリード時800MB/s以上、ライト時750MB/s。 □関連記事 【7月25日】エンタープライズ向けのPCIe-SSDが入荷、実測リード700MB/s http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090725/etc_fusionio.html 【5月30日】公称1GB/sの超高速PCIe-SSDが発売、PhotoFast製 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090530/etc_pfast2.html
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