miniB-CASカードを採用した小型の地デジキャプチャ製品。miniB-CASカードを採用した地デジキャプチャ製品の店頭販売を確認したのは今回が初めて。発売されたのはUSB接続モデルでMediaCenter対応の「GV-MC7/HZ3」、USB接続の独自ソフト利用版「GV-MVP/HZ3」、PCI Express x1接続/独自ソフト利用の「GV-MVP/HS3」の3種類。 miniB-CASカードは、2日(月)に運用が始まった地デジ専用の小型カード。B-CASカードの小型版、という位置づけで、サイズは携帯電話のSIMカードとほぼ同等。これにより、今回登場した2製品も大幅な小型化を実現している。 特にユニークなのがUSB接続のGV-MC7/HZ3で、従来のボックス型とは大きく異なる、ケーブル中継アダプタのようなデザインとなっている。本体の一端にはUSBポート(Bタイプ)を、その反対側にはアンテナ入力(F型コネクタ)を装備しており、本体サイズは幅86×高さ29×奥行き52mm(突起部除く)、重量は約56g。 PCI Express x1接続のGV-MVP/HS3は長さ約73mmのLowProfileサイズカード(LowProfileブラケットが付属)。もちろんB-CASカード用の別基板などは使われておらず、1スロット分のスペースに装着できる。 録画/視聴ソフトは、「GV-MC7/HZ3」がMediaCenterを利用、「GV-MVP/HS3」「GV-MVP/HZ3」がフルセグに加えワンセグにも対応した専用ソフト「mAgicTV Digital」を利用するタイプ。両者とも録画した番組をLAN経由で他のAV機器に配信(DTCP-IP対応)する機能などを備えている。 ※記事初出時、「GV-MC7/HZ3」と「GV-MVP/HZ3」を混同した表記になっておりました。お詫びして訂正させていただきます。
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