この製品は2.4GHz帯のワイヤレスシステムを用いた小型キーボード。

　その名のとおり、本体が弓（Arc）のようにカーブしているというユニークなデザインを採用しており、本体を手前から見ると、左右両端から中央に向かってなだらかに盛り上がっている。同社によれば、このデザインにより手のひらと指の位置をより自然に保つことができるという。

　また、同社製キーボードとしては初めてアイソレーションタイプを採用しているのも特徴。

　通常のキーボードはキー同士がほぼ密着する配置だが、アイソレーションキーボードでは各キーが枠によって分離されており、ゴミなどが溜まりにくいほか、デザイン性が高いといった特長がある。

　本体サイズは幅310×高さ19×奥行き155mm。電源は単4形電池2本で、アルカリ乾電池使用時の連続動作時間は約18ヶ月。キーボード面に電池残量を示すインジケータを備えるほか、「Esc」キーと「Fn」キーの同時押しで電源のON/OFFが行なえる。ちなみにカーソルキーは上下左右が1キーにまとめられた独特なもの。

　対応OSはWindows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.4〜10.6.x。付属品はUSB接続レシーバ、単4形アルカリ乾電池2本、収納用バッグなど。

　この製品は、USB接続の光学式マウスにスピーカーを内蔵したという一風変わったアイテム。同種の製品は過去にも発売されたことがあるが、常時店頭で見かけられるほどではなく、入手し損ねた人にとっては今回が狙い目だ。

　スピーカーは本体表面の手前部分に内蔵。本体奥からはUSBコネクタとアナログサウンド入力端子の2つに分岐したケーブルが伸びている。また、サウンドカードなどのMIC端子に接続できるピンマイクが付属しており、同社は「本体と一緒にスカイプなどに使用できる」としている。なお、USBサウンド機能は搭載していない。

　本体サイズは幅50×高さ30×奥行き95?。光学センサーの解像度は1,000dpi。ケーブル長はマウス本体、ピンマイクともに約140cm。

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　連続稼働時間は、ファンクションディスプレイ点灯時が約8時間、消灯時が約18時間。通信距離は最大10m。

　ワイヤレス機能以外の基本仕様は、2009年4月に発売された従来モデル同様。

　なお、PC用のBluetoothアダプタは別途用意する必要がある。

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　マウスジェスチャー機能は、マウスボタンを押しながらマウスを動かすことで、軌跡に応じた機能を発動できる、という短縮入力法。Webブラウザの拡張機能やオンラインソフトなどが公開されている。今回のマウスは、このマウスジェスチャーのための専用ボタンを備えるという製品。前述のWebブラウザやオンラインソフトでは、通常の左右ボタンを「ジェスチャー用ボタン」として利用するため、シチュエーションによっては意図しない動作が起きたり、特定ソフト以外では利用できなかったりという問題が起きていたが、この製品ではそれらを解決できるのがウリ。

　登録できるジェスチャーは上下左右の動きを組み合わせたもので、「←」を「前ページに戻る」に割り振る、といった事以外にも、「←↓→」というジェスチャーに「Ctrl+C」（コピー）を割り当てる、といったことも可能。また、詳細なカスタマイズのためにはドライバインストールが必要だが、基本的なジェスチャーは標準ドライバで利用できるのもポイント。

　マウスとしての仕様は接続インターフェイスがUSBで、搭載センサーが光学式（800dpi）。ボタンは左右ボタン+ジェスチャーボタン+ホイールという構成。カラーラインナップはブラック＆レッド、ブラック＆オレンジ、シルバーの3タイプで、店頭ではブラック＆レッドとシルバーの販売を確認している。

　アイソレーション設計を採用することで、「タイプミスを軽減できる」(メーカー)ほか、「長い爪でも引っかかりにくいので、女性にもお勧め」(同)という。

　PCとの接続インターフェイスはUSBで、上部に2ポートのUSBハブを備えている。