2010年4月10日号
 ASUS P7F7-E WS Supercomputerの概要
 
 [製品ジャンル:LGA1156 M/B]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|ASUSP7F7-E WS Supercomputer
(Intel 3450+nForce 200,ATX,VGA(DVI出力付き
 ,要GPU内蔵CPU),8ch Sound
 ,デュアル1000Base-T LAN,IEEE 1394b,USB 3.0
 ,6Gbps SATA,PCI Express(x16)4,PCI Express(x1)3
 ,DDR3 DIMM6)
40,980パソコンショップ アーク
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 Xeon向けのIntel 3450チップセットを搭載しつつCore i7/i5/i3シリーズにも対応するというLGA1156マザーボード。メーカーはASUS、4基のPCI Express x16スロットを使ってマルチGPU環境が構築できる点、USB 3.0/6Gbps SATAを搭載するのも特徴だ。

 P7F7-E WS SupercomputerはIntel 3450/nForce 200チップセットを搭載したワークステーション向けマザーボード。本来、Intel 3450はXeon 3400シリーズをサポートするサーバ/ワークステーション向けチップセットだが、このマザーボードではXeon 3400シリーズだけでなくCore i7/i5/i3シリーズも搭載可能とされているのがユニークな点。なお、Intel 3450搭載製品が店頭に登場したのはこれが初めて。

 また、4基のPCI Express x16スロットを備え、3-way SLIやQuad CrossFireXといったマルチビデオカード構成が可能な点や、最近のマザーボードとしては多い6基のDIMMスロットを備える点なども特徴。ただし、6基のDIMMスロットを全て使う場合は、シングルサイドモジュール(メモリチップが基板片面のみに装着されたモジュール)を用いる必要がある。

 このほか、USB 3.0インターフェイス、6Gbps Serial ATAインターフェイス、ハードウェアチップによる独自オーバークロック機能「TurboV EVO」などを搭載。USB 3.0/Serial ATAインターフェイスに関しては、コントローラ−チップセット間の帯域不足を解消するPLX製ブリッジチップが搭載されている。

 スロット数はPCI Express x16×4(全スロット使用時はx8モードで動作)、PCI Express x1×3、DIMM×6(DDR3 2000/1333/1066/800、最大16GB)。主な搭載機能はDVI、Gigabit Ethernet(2ポート)、6Gbps Serial ATA(2ポート、RAID 0/1対応)、USB 3.0(2ポート)、IEEE 1394b(2ポート)、10チャンネルサウンド。

□インテル 3450 チップセット(インテル)
http://www.intel.co.jp/jp/products/server/chipsets/3450/3450-overview.htm
□Intel 3450 Chipset(Intel)
http://ark.intel.com/chipset.aspx?familyID=46610

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