立体視可能な姿勢の例

　ZM-M215WGDは、付属のグラス（メガネ）を装着することで映像を立体視できるフルHD（1,920×1,080ドット）対応の液晶ディスプレイ。NVIDIA 3D Visionでの立体視は電子シャッター方式のグラスを用いるため、グラス側に電源が必要で、重さも重くなりがちだが、今回の製品が採用する偏光フィルター方式のグラスでは電源が不要で、重さも軽いのが特徴。

　ただし、方式の特性上、3D表示時の視野角が水平90度、垂直10〜12度と非常に狭いため、正確なポジショニングが必要だ。2D表示時の視野角は水平170度、垂直160度。

　なお、偏光フィルター方式の3D対応液晶は、これまでにも同社製の「ZM-M220W」などいくつか発売されているが、フルHD対応製品を店頭で確認したのは今回が初めて。

　2D/3D表示の切り替えはショートカットキー操作で可能。GPUはGeForceシリーズ、Radeonシリーズに対応し、またPCゲームの一部タイトルでは付属のiZ3Dドライバにより3D表示が可能としている。

　主なスペックは、本体サイズが幅531×高さ382×奥行き200mm、応答速度5ms、コントラスト比10,000:1、輝度300cd/平方メートル。映像端子はDVIとVGAを備える。

□ZM-M215W（Zalman Tech）
http://www.zalman.com/jpn/product/monitors/ZM-M215W.asp
□ニュースリリース（アスク）
http://www.ask-corp.jp/news/news100413.html

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Zalman ZM-M215WGD

[撮影協力:フェイス 秋葉原本店]