本体上面にクレードルタイプのHDDスタンドを搭載したユニークなATXケース。メーカーはThermaltake。 本体上面にいわゆるクレードルタイプのHDDスタンド「シングルベイ・ドッキングシステム」を搭載しているのが特徴。このシステムは、3.5インチまたは2.5インチのSerial ATA HDD/SDDを裸の状態で差し込むことで、ドライブとして使えるようになるというデバイス。この種のデバイスは、センチュリーの「裸族のお立ち台」ほか、多数の製品が発売されているが、PCケースに標準搭載、というのはこれが初。 このほか、最長280mmの大型ビデオカードも内蔵できるという内部スペースの広さや、ケース内が見える透明アクリル窓付きのサイドパネルを備えている点なども特徴。 本体サイズは高さ462×幅220×奥行き490mm。ドライブベイは5インチサイズを8基備える(3.5インチ/3.5インチシャドウ/2.5インチシャドウベイと共有)。ケースファンは上面に200mmサイズ、背面に120mmサイズを各1基備えるほか、前面と側面に120mmサイズをそれぞれ1基増設できる。 なお、今回のモデルのほかに、HDDスタンドを2基備えた上位モデル「V9 BlacX Edition」も発表されており、先月の同社のイベントで展示されていた。 電源は非搭載。 □関連記事 【7月17日】Thermaltakeがイベント、HDD スロット付きケースなど展示 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100717/etc_ttakeev.html 【2007年9月22日】HDDを裸で縦に差し込むクレードル「裸族のお立ち台」発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070922/etc_crosu2.html
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