1000Base-T LAN対応のNASで、iPhoneなどで撮影した写真/動画をアップロードできる機能を備えているのが特徴。同社製NASでは、iPhoneからWebブラウザ経由でNAS内の動画などを再生できる機能が既にサポートされているが、今回の製品は専用アプリによる再生/アップロード機能にも対応している。

　機能を使うためにはiPhone側に同社製アプリの導入が必要。なお、パッケージには「2010年9月リリース予定」と記されているが、App StoreではiPhone/iPod用アプリ「WebAccess i」とiPad用アプリ「WebAccess i HD」が既に公開されている。

　このほか、東芝製液晶テレビ「レグザ」などの録画用HDDとして使ったり、DTCP-IP対応プレイヤーから本体内の動画などを再生したりすることも可能。また、性能面では、高速CPUの採用によりデータ転送速度が向上した点も特徴で、同社によれば、高速性をうたっていた従来製品「LS-XHLシリーズ」よりさらに約15%高い速度を実現したとしている。

　本体サイズは幅45×高さ175×奥行き156mm。本体背面には冷却ファン、USB 2.0ポート（USB HDDの増設などが可能）、電源スイッチなどを備えている。最大消費電力は24W。電源は付属のACアダプタを使用する。

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　2.5インチHDDを内蔵したモバイル向けの「LifeStudio Mobile Plus」（容量500GB/320GB）と、3.5インチHDDを内蔵したデスクトップ向けの「LifeStudio Desk Plus」（容量2TB/1TB）が発売されている。

　LifeStudioはUSB 2.0接続の外付けHDD。PC上の写真や動画などのデータをグラフィカルに一覧表示するソフト「3Dウォール」が付属するほか、容量3GBのオンラインストレージを提供し、オンラインストレージとLifeStudio本体の両方にスケジュールによるバックアップを行なったりできるなどの独自機能を装備している。

　さらにユニークなのが、USBメモリでファイルを携帯する際に便利なデータ同期機能を備えている点。容量4GBのUSBメモリが付属しており、これをLifeStudio本体表面にあるコネクタに接続することで、自動的に両者間でデータを同期することができる。同期するデータはフォルダごとに指定できるという。

　LifeStudio Mobile Plusの本体サイズは幅136×高さ80.5×奥行き85mmで、電源はUSBポートから供給される。LifeStudio Desk Plusの本体サイズは幅180.9×高さ82.7×奥行き123.3mmで、電源は付属のACアダプタを使用する。

　なお、USBメモリが付属せず、3Dウォールとオンラインストレージへのバックアップ機能のみが使用できるモデル「LifeStudio Mobile」「LifeStudio Desk」もラインナップされており、一部のモデルは今回同時に発売されている。

　新たに容量50/80/180/360/480GBモデルが発売されている。最大データ転送速度は50/80GBがリード540MB/s・ライト450MB/s。180/360/480GBモデルがリード540MB/s・ライト480MB/s。

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　最大転送速度はリード285MB/s、ライト275MB/s。

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　転送速度は両モデルともリード280MB/s、ライト270MB/s。