【 2010年10月30日号 】 | |
市場短報:iPhone 4ホワイトモデル 発売された「iPhone 4ホワイト」の現状は? |
- 今週、さらなる発売延期が発表されたiPhone 4ホワイトモデルだが、アキバでは保守部品とみられる白い改造パーツ類や、それを適用した改造品iPhone 4が既に発売済み。最近になって、「ホワイト化シール」が発売されるなど、いくつか動きも見られる。
そうした、最近の動きを含め「iPhone 4ホワイト」関連製品の現状を調査、まとめてみた。
●「ホワイト風シール」も発売に
まず、最近になって発売されたのが、「ホワイトモデル気分」を味わえるシールセット(イオシス各店で確認)。これはiPhone 4の表/裏用の2枚のシールがワンセットになった製品で、表面のボタン/液晶部分や裏面のAppleロゴ、カメラレンズ部などがくりぬける仕様。貼った状態のサンプル品などは無いため、貼った後の見栄えや剥離のしやすさなど、いろいろ気になる点もあるが、「ホワイト対策」の選択肢が増えたのは間違いない。
また、こうした製品の元祖といえる「ホワイト風ケース」もイオシス アキバ路地裏店やMobilePLAZA 秋葉原が現在も販売中。ショップによると、「再延期のアナウンス後、よく売れるようになった」(イオシス アキバ中央通店)という。
これらはおそらくApple非公認と思われる製品だが、「どうしてもホワイトモデルが欲しい」という向きには、選択肢としていいかもしれない。
●「白い保守パーツ」はまだ販売中
「改造版」は完売
また、アキバで「ホワイトモデル」が売られる発端となった「白い保守パーツ」だが、これは現在も販売中。ショップによると「“破損したiPhone 4を自分で修理するついでに色を変えてみたい”という理由の方が多い」(秋葉原モバイル)とのこと。一方の「改造済みiPhone 4」は現時点までで既に完売、「次回入荷の予定はない」(Jan-gle 秋葉原本店)という。
こうした流出保守パーツを使ったiPhone 4の改造や改造済みのiPhone 4は、動作上、および法律上の問題がある可能性が高く、国内では実質上、利用できないものと見られる。さらに「改造」になるため、アップルの保証も受けられなくなるとも思われる。
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