この製品は、NVIDIAのGPU内蔵CPUのTegra APX 2600（クロック600MHz）や7インチ液晶パネル（800×480ドット）などを搭載したタブレット端末。NVIDIAはTegra APX 2600について、ULP GPU（超低電力GPU）の採用や720p対応のエンコード/デコード機能などをウリとしており、モバイル端末でもデスクトップPCクラスのビジュアルが体験できるとしている。

　OSにWindows CE 6.0 R3を採用。独自GUIとマルチタッチ対応液晶パネルを組み合わせることで、直感的な操作性を実現したという。また、専用ソフトによりPCに保存されているコンテンツを再生したりできるのも特徴で、フォーマット変換ソフト「MediaConverter 4 for TAXAN」や転送/管理ソフト「PC-Tool」が付属している。

　なお、独自GUIではなくWindows CEのインターフェイスを使うことも可能。同社によれば「Meopadの公式WebサイトからダウンロードしたファイルをmicroSDカードに保存し、そのmicroSDカードからブートすることで切り替えが可能」という。

　ただし、Windows CE用のソフトウェアを追加インストールすることはできず、公式サイトに掲載されたソフトウェアのみ使用できるとしている。このほか、プリインストールWebブラウザはInternet Explorer 6、Flash Playerはバージョン8まで対応などといった制約もある。

　メインメモリはDDR 512MB。主な搭載機能はMini HDMI、無線LAN（IEEE 802.11b/g）、USB 2.0（mini USBコネクタ）、サウンド（モノラルスピーカー、ステレオミニジャック装備）、microSDHCカードリーダー（最大32GB）。

　本体はサイズ（約）が幅204×高さ14.6×奥行き111.3mm、重量445g。電源は内蔵のリチウムイオンバッテリー（2,300mAh）で、最大連続動作時間は4時間（動画再生時）。付属品はACアダプタ、USBケーブル、マニュアル/ソフトウェア収録DVD、クリーニングクロスなど。

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