【 2010年1月29日号 】
SandyBridgeのOCマザー「MAXIMUS IV EXTREME」が登場


 オーバークロック向けのLGA1155マザーがASUSからも登場、Intel P67 Expressチップセットを搭載した「MAXIMUS IV EXTREME」が発売された。実売価格は約41,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。



 MAXIMUS IV EXTREMEは同社のゲーム向けシリーズ「R.O.G.」で初となるLGA1155マザーボード。重要パーツの信頼性を向上させ究極のパフォーマンスを実現するというデジタル電源回路「Extreme Engine Digi+」や、オーバークロック制御チップ「TPU」、BIOS画面のスクリーンショットを簡単に撮れるという「BIOS Print」(EFI BIOS内に装備)などといった独自機能を備えている。

 基板上には電源/リセットスイッチのほか、電圧をテスターなどで計測できる端子「ProbeIt」、システム起動時にオーバークロック設定を読み出せる「GO」ボタンなどの独自インターフェイスも多数装備している。

 また、チップセットに加えNF200チップも搭載することでビデオカード用PCI Expressスロットのレーン数を拡張。4基のPCI Express x16スロットをそれぞれx16/x0/x0/x0、x8/x0/x8/x0、x8/x16/x0/x16といったモードで動作させることが可能で、基板上には4基のスロットをそれぞれ有効/無効に設定できるスライドスイッチも備えている(ASUSの製品資料によるとCrossFireX/SLIは4GPU構成まで対応とのこと。ただし、国内代理店資料には「3-way SLI対応」とだけ書かれている場合もあり)。

 これらのほか、計10基ものUSBポート(I/Oパネル部8基、ピンヘッダ2基)や、4基の6Gbps Serial ATAポート、マザーボードのオンボードデバイスとしては珍しいBluetooth 2.1+EDRを搭載するなど、機能面の充実も図られている。

 スロット数はPCI Express x16×4、PCI Express x4×1、PCI Express x1×1、DIMM×4(DDR3 2400/2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet、6Gbps Serial ATA、eSATA、USB 3.0、Bluetooth 2.1+EDR、8チャンネルサウンド。

□MAXIMUS IV EXTREME(ASUSTeK Computer/エムヴィケー/ユニティ)
http://www.asus.co.jp/product.aspx?P_ID=AoHE7iDJrYucOm0n&templete=2
http://www.mvkc.jp/product/asus/motherboard/lga1155/maximus4_extreme.php
http://www.unitycorp.co.jp/asus/motherboard/intel/lga1155/maximus4extreme/
 
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110108/etc_intelm0.html

 
ASUS MAXIMUS IV EXTREME

 
[撮影協力:ツクモパソコン本店ZOA 秋葉原本店ドスパラ秋葉原本店ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]
※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。