Sandy Bridgeに対応した初のキューブタイプPC自作キット。メーカーはShuttle。 同社のキューブPCキットの新製品は2010年9月発売の「SA76G2 V2」以来で、SH67H3ではフロントUSB 3.0ポートなどを備えた新デザインの筐体が採用されている。 フロントのデザインは従来の「J」シリーズとは異なり5インチベイに開閉カバーがないシンプルなもの。大きさはJシリーズより若干小さく、サイズは幅196×高さ208×奥行き323mm(底面のラバーフットを除く)となっている。 CPUの冷却システムには、背面のケースファンとヒートパイプにより冷却を行なう「Integrated Cooling Engine 2(I.C.E.2)」を採用。電源は80 PLUS BRONZE認証の300Wモデルが搭載されている。 拡張カード用スロットは2基で、2スロットサイズのビデオカードにも対応。スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、DIMM×4(DDR3 1333、最大16GB)。このほか、日本語の製品情報には明記がないが、PCI Express Mini Card×1も基板上に用意されている。 主な搭載機能はGigabit Ethernet、6Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(前面/背面に各2ポート)、eSATA/USB 2.0(前面1ポート)、7.1チャンネルサウンド。映像端子はHDMIとDVIを装備している。 省電力タイプのSandy Bridgeにも対応しており、45WのクアッドコアCPU、Core i5-2500Tを利用することもできるという。
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