最高4GHzで動作する初のCPU。発売されたのはLGA1155用Xeon(Sandy Bridgeコア)の最上位「E3-1290」のバルク品。 この製品は、TurboBoost時最大4GHzで動作するクアッドコアCPU。標準クロックは3.6GHzで、これも現在最高速。キャッシュ容量は8MBで、TDPは95W。GPUは非内蔵。Hyper-Threadingにも対応している。 Sandy Bridgeコアの高クロックCPUとしては、デスクトップPC用のCore i7-2600/K(3.4GHz/TB時3.8GHz)やサーバー用のXeon E3-1280(3.5GHz/TB時3.9GHz)があったが、この製品の登場で、(TurboBoost時の最高速とはいえ)ついに4GHzに到達したことになる。ちなみにx86の歴代CPUでは「Pentium 4の4GHzモデル」が計画されていたが、これは結局取り止めになったという経緯がある。 なお、このモデルは単品販売はされておらず、PCパーツとセット販売のみが行われている。 □Pentium 4 4GHz(Intel) http://ark.intel.com/Product.aspx?id=27510&processor=&spec-codes= □関連記事 【4月9日】GPU無しのSandy Bridgeが初登場、サーバ向け http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110409/etc_intel.html 【1月8日】「Sandy Bridge」こと新型Core i7/5が発売、GPUが同一ダイに統合、HWエンコーダも内蔵 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110108/etc_intel3.html
|