オンボードでSSDを搭載、HDDキャッシュとして使えるというZ68マザーボード。メーカーはGIGABYTE。 この製品は、オンボードでmSATAコネクタを搭載、そのmSATAコネクタに容量20GBのIntel製SSDを搭載した製品。マザーボード自体は、先週発売された同社「GA-Z68XP-UD3」と同一で、SSD部分が最大の違い。 この搭載したSSDは、Z68チップセットが持つ、SSDによるHDDキャッシュ機能「Smart Response Technology」(以下SRT)向けのもの。SRTを利用するためには、本来、単体のSSDが必要だが、この製品ならば別途SSDを用意する必要がなく、しかもドライブベイも使わずに性能向上を享受できる、という寸法。 搭載されているSSDはIntelのSLCチップ搭載品「SSDMAESC020G2」で、これは店頭販売未確認のもの。ただし、SSDは封印シールがはられており、「外すとマザーボードの保証がなくなる」(ショップ)とのこと。なお、SSD無しの「GA-Z68XP-UD3」との価格差はおよそ 5,000円で、この分が「SSD代」ということになる。 マザーボードのスロット数はPCI Express x16×2、PCI Express x1×3、PCI×2、DIMM×4(DDR3 2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)。主な搭載インターフェイス/機能はHDMI、1000Base-T LAN、6Gbps SATA(4ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート、ピンヘッダ2ポート)、IEEE 1394。LucidのVirtuソフトも付属している。対応ソケットはLGA1155。 □関連記事 【6月9日】mSATAコネクタ付きのZ68マザーが発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110611/etc_giga.html
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