通常よりも背が低いMini-ITXマザーボード。メーカーはIntelで、I/Oパネルも細型のものが付属している。 この製品はIntel H61 Expressチップセットを搭載したMini-ITXフォームファクタのLGA1155マザーボード。 フォームファクタは「Thin Mini-ITX」(Intel)とされるもので、通常のMini-ITXよりもボードの高さが低く、薄型筐体に組み込めるようになっている。 ボードデザインは、薄型のチップセットヒートシンクや一列タイプのI/Oパネル部を採用。I/Oパネルシールドは、Mini-ITXで使える通常タイプとThin Mini-ITX用の低いタイプの2種類が付属している。 搭載スロット数はPCI Express x4×1、PCI Express Mini Card×2(フルサイズ/ハーフサイズ各1基)、SO-DIMM×2(DDR3 1333/1066、最大 16GB)。映像端子はDVI-IとHDMIを備える。搭載機能は1000Base-T LAN、USB 3.0、eSATA、10チャンネルサウンドなどで、I/Oパネル部には急速充電に対応するというUSB 2.0ポートも用意されている。 電源には19VのACアダプタが別途必要だが、正式な対応ACアダプタを販売しているショップは未確認。ただし、パソコンショップ アークでは「動作保証外にはなるが、バッファローコクヨサプライのBSACA01DL19で動作することを確認した」として同ACアダプタを販売中(5,800円)。また、PC DIY SHOP FreeTでも、90Wの動作確認済みACアダプタを3,980円で販売している。さらに、パソコンハウス東映によると「変換コネクタは電子パーツショップで入手できる」という。 Intelが公開しているProduct Guideでは、基板上の2ピンコネクタに電源を供給しても使用できるとされている。ACアダプタ端子の形状もProduct Guideで確認が可能。 ちなみに「Thin Mini-ITX対応」とうたう薄型ケースは今のところ販売未確認。
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