2011年8月12日
 -新製品- マイコンソフト SC-500N1/DVI
 (8月9日〜12日調査)
 [製品ジャンル:ビデオキャプチャ関連]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|マイコンソフトSC-500N1/DVI
(ビデオキャプチャカード
 ,HDMI/コンポーネント/アナログRGB入力対応
 ,PCI Express x1)
23,000パソコンショップ アーク
写真写真
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  PC-9801などのレトロPCやアーケードゲーム基板、さらには旧型ゲーム機などをアナログRGBで接続、ビデオキャプチャできるというPCI Express x1対応キャプチャカード。メーカーはマイコンソフト。

 6月以降、同社Webサイトで販売されていた製品で、店頭販売を確認したのは今回が初めて。

 SC-500N1/DVIは最大1080p/24pの映像が入力可能がソフトウェアエンコードタイプのキャプチャカード。

HDMI、DVI-I、コンポーネントビデオの映像入力端子が使えるほか、付属のD-Sub−DVI-I変換アダプタを接続することでアナログRGB入力にも対応。アナログRGB入力は水平同期周波数が15kHz、24kHz、31kHzの映像に対応しており、24kHzのPC-9801シリーズの映像も入力可能。仕様を見ると640×400ドット(56Hz)や640×480ドット(60Hz)、800×600ドット(60Hz)にも対応しているとされている。 さらに、別売の複合同期信号分離ユニット「XSYNC-1」を使うことで、21ピンRGB端子からの映像をこの製品に入力、PC画面に表示/キャプチャすることが可能。例えばスーパーファミコンやセガサターン、メガドライブ、アーケードゲーム基板(対応できない基板も多いとのこと)などのゲームの映像をキャプチャすることも可能。また、XSYNC-1は映像分配機能もあるため、これを利用して遅延のないモニタリングも行える。

 ただし、ゲーム機用の21ピンRGBケーブルは別途用意する必要がある。これらは既に入手困難になっているものも多いため、購入を検討する場合は要注意。

 SC-500N1/DVIの各映像入力端子の最大対応解像度はHDMI/DVI-Dが1080p(24)、コンポーネントビデオ/アナログRGBが1080i(60)。HDMI/DVI-D入力はHDCP非対応。また、キャプチャソフト「VideoKeeper」が付属するほか、DirectShow対応キャプチャソフトが使用可能とされている。

 動作環境はPentium Dual-Core E2200(2.2GHz)以上(Core i5 3GHz以上推奨)、Intel製チップセット、メモリ1GB(2GB以上推奨)、HDD 300GB以上(500GB以上推奨)、DirectX 9.0c対応グラフィック機能(ハードウェアオーバーレイ対応)。対応OSはWindows 7 SP1(32bit/64bit)、Vista SP1(32bit/64bit)、XP SP3(32bit)。

 付属品はコンポーネントビデオ・音声入力複合ケーブル、D-Sub−DVI-I変換アダプタなど。

【2011年6月17日】マイコンソフト、PC-98の映像も取り込めるHDMIキャプチャ(AV Watch)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110617_453984.html