あらかじめHDDとSSDを搭載、差すだけでハイブリッドストレージを構築できるPCI Express x4接続の複合ドライブ。メーカーはOCZ。 この製品は、1TBのHDDに、キャッシュとして128GBのSSDを組み合わせたハイブリッドタイプのストレージ。PCI Express x4接続のカード上にあらかじめHDDとSSDが搭載されており、ドライブベイを使わずに増設できる。ストレージ全体の容量は1.1TB。 また、高いデータ転送速度がうたわれている点も特長で、最大速度はリード910MB/s、ライト810MB/s、ランダムアクセス性能が4KBライトで120,000IOPSなどとされている。 搭載SSDのNANDフラッシュは25nmプロセス製造のMLCタイプ、HDDの回転数は5,400rpm。搭載コントローラはSandforceのSF-2281(2個)。キャッシュ管理ソフトはDataplex製が採用されている。 なお、国内代理店のアスクによれば、RevoDrive HybridではOCZのPCI Express SSD「RevoDrive 3 X2」ベースのインターフェイス基板を用いているという。 本体サイズは幅98.42×高さ22.15×奥行き167.64mm(ブラケットを除く)、重量は289g。対応OSはWindows 7(32bit/64bit)。 なお、この拡張カードは2階建て基板の上にHDDを搭載する関係上、かなり高さがあるので要注意。HDDは東芝の12.5mm厚品と思われるもので、実測するとブラケットの端部から3mmほどHDDがはみ出すかたちになる。隣接スロットに制限がかかる場合も考えられるため、利用する場合は注意が必要。 □関連記事 【8月24日】mSATAスロットを追加できるカード発売、SSDをキャッシュにも http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110827/etc_kuroto.html 【7月23日】OCZ RevoDrive 3 X2 480GB(RVD3X2-FHPX4-480G)(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110723/ni_i_hd.html#rev3480 【3月19日】HDD+SSDでハイブリッドHDDを作れるSATAカードが発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110319/etc_hpt.html
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