デュアルSIMに対応したユニークな腕時計型スマートフォン。 一見、かなり大柄なデジタル腕時計のようなこのアイテムは、実はGSM方式対応の携帯電話。形は腕時計だが、本体表面に1.5インチの液晶パネル、その手前に英字入力にも対応したテンキーなどを備えるというレイアウトは、まさに携帯電話。スピーカーも内蔵されている。 ただし、ショップによる製品の保証はなく、SOUTHTOWN 437は「出荷元が怪しく、また内部構造を確認してみたところ、あまり作りがよくなかったので保証できない」としており、実用ではなくコレクションアイテムとしての色が強い。 液晶パネルはタッチ操作にも対応しており、画面上のアイコンをタッチして機能を選択できる。手前のボタンや側面のダイヤルボタンなどでも操作が可能。搭載OSは不明だが、同店によれば「Symbianではないか」という。 搭載機能もスマートフォン並に豊富で、実際に操作したところ静止画/動画撮影機能や、写真ビューア、動画プレイヤー、カレンダー、電卓といった機能が一覧に表示されたほか、天気予報アプリ「ForecaWeather」など複数のJavaアプリも搭載されているのが確認できた。マニュアルによれば地図、電子書籍リーダー、WAPブラウザなども搭載しているという。 対応通信方式は、外箱の表示によればGSM850/900/1,800/1,900MHz、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、Bluetooth。 本体側面にはT-FlashカードスロットとUSBポートを装備。裏面のカバーを開けると、2基のSIMスロットにアクセスできる。 対応言語は英語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語などで、日本語は含まれていない。付属のマニュアルも英語による表記となっている。 なお、同店によれば「この製品の入荷は今回限りで、次回は同じコンセプトの違う製品を入荷する計画がある」という。 □関連記事 【2010年11月20日】スマートフォンのサブディスプレイ?腕時計型ガジェット登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101120/etc_sony.html
|