「LGA2011専用」をうたう初のCPUクーラー。メーカーはNoctua。 2009年12月に登場した同社の「NH-D14」のマイナーチェンジモデルで、対応CPUソケットがLGA2011のみとされている点が大きな違い。LGA2011対応をうたうクーラーとしては、既存ソケットにも対応した「Bigwater A80」(水冷タイプ)などが発売されているが、「専用品」は今回が初。 LGA2011は、Nehalem(LGA1366)の後継となる次期ハイエンドCPU「Sandy Bridge-E」で採用されるCPUソケットで、本製品のパッケージでもSandy Bridge-Eの「Core i7-3000」に対応することがうたわれている。 なお、基本スペックはNH-D14と大差なく、クーラーの本体サイズや重量、140mmサイズと120mmサイズの2種類の冷却ファンが付属する点などは従来同様。付属マウントキットがLGA2011用だけであることや、ファンが4ピンタイプに変更されていることなどが主な違い。 本体サイズは高さ160×幅140×奥行き158mm、重量が1,070g/1,240g。使用素材は、CPU接触部/ヒートパイプが銅、冷却フィンがアルミ。 同社のCPUクーラーをLGA2011対応にするマウントキット「NM-I2011 Mounting-Kit」も同時に発売されている。
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