無線LAN経由でPCと接続する「Wi-Fi Direct」規格に準拠したワイヤレスマウス。メーカーはバッファローコクヨサプライ。本体カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3種類。 Wi-Fi Directは、無線LAN機器同士を直結することを目的にWi-Fi Allianceが策定した規格。既存のIEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANを用いて機器同士をP2P接続するもので、アクセスポイントなしで利用できる。Wi-Fi Allianceによる対応機器の認証は2010年10月に始まっているが、対応マウスの店頭販売を確認したのは今回が初めてだ。 BSMLW15DシリーズはWi-Fi Directに準拠したワイヤレスマウスで、従来のワイヤレスマウスとは異なりUSBレシーバが不要なのが大きな特長。PCに無線LAN機能が搭載されていれば使用できる。 ただし、マウスの接続には、Windows 7で標準サポートされたソフトウェアアクセスポイント機能「Virtual Wi-Fi」を用いているため、対応OSはWindows 7(32bit/64bit)のみとなっている。Windows Vista/XPには対応しないとされているので要注意。 また、製品にドライバは付属しておらず、使用時は同社Webサイトから専用ドライバをダウンロードする必要がある。ドライバにはPCとマウスのペアリングを行なうソフトも含まれている。 使用無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/n、電波周波数帯は2.4GHz/5GHz。通信可能範囲は最大約10m。センサーはレーザー式で、本体中央の切り替えボタンを押すことで分解能を1,200dpiまたは1,600dpiに設定できる。 本体サイズ(約)は幅58×高さ37×奥行き95mm、重量は約63g(電池を除く)。電源には単4形電池2本を使用し、連続動作時間は約160時間(アルカリ電池の場合)。付属品は単4形電池2本(動作確認用)、マニュアル。 なお、Wi-Fi Direct対応製品としては、アイ・オー・データのUSB無線LANアダプタ「WN-AG300U」も発売されている。
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