入力デバイスの新製品 (2011年12月11日)(12月6日〜11日調査)
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

入力デバイス
|バッファローコクヨサプライ
BSMLW15DBK/WH/SV
(ワイヤレスマウス,IEEE 802.11b/g/n
 ,黒色/白色/銀色)
3,480クレバリー2号店
写真写真
写真写真
写真写真

 無線LAN経由でPCと接続する「Wi-Fi Direct」規格に準拠したワイヤレスマウス。メーカーはバッファローコクヨサプライ。本体カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3種類。

 Wi-Fi Directは、無線LAN機器同士を直結することを目的にWi-Fi Allianceが策定した規格。既存のIEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANを用いて機器同士をP2P接続するもので、アクセスポイントなしで利用できる。Wi-Fi Allianceによる対応機器の認証は2010年10月に始まっているが、対応マウスの店頭販売を確認したのは今回が初めてだ。

 BSMLW15DシリーズはWi-Fi Directに準拠したワイヤレスマウスで、従来のワイヤレスマウスとは異なりUSBレシーバが不要なのが大きな特長。PCに無線LAN機能が搭載されていれば使用できる。

 ただし、マウスの接続には、Windows 7で標準サポートされたソフトウェアアクセスポイント機能「Virtual Wi-Fi」を用いているため、対応OSはWindows 7(32bit/64bit)のみとなっている。Windows Vista/XPには対応しないとされているので要注意。

 また、製品にドライバは付属しておらず、使用時は同社Webサイトから専用ドライバをダウンロードする必要がある。ドライバにはPCとマウスのペアリングを行なうソフトも含まれている。

 使用無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/n、電波周波数帯は2.4GHz/5GHz。通信可能範囲は最大約10m。センサーはレーザー式で、本体中央の切り替えボタンを押すことで分解能を1,200dpiまたは1,600dpiに設定できる。

 本体サイズ(約)は幅58×高さ37×奥行き95mm、重量は約63g(電池を除く)。電源には単4形電池2本を使用し、連続動作時間は約160時間(アルカリ電池の場合)。付属品は単4形電池2本(動作確認用)、マニュアル。

 なお、Wi-Fi Direct対応製品としては、アイ・オー・データのUSB無線LANアダプタ「WN-AG300U」も発売されている。

|Jumbo Optical Mouse
(USBマウス,光学式)
2,480Jan-gle 3号店(ブロックC1-[e5]
写真写真
写真写真
写真写真
写真写真

  手のひらよりも大きい巨大なマウス。

 この製品の特徴は、なんといっても巨大なこと。サイズは普通のマウスの縦横高さを2倍にしたような印象で、「持つ」といいうよりは「上に手を置く」という表現がしっくりくるほど。

 もちろん「手を置く」だけでは操作は難しく、実際に操作するためには、手をめいっぱい広げてなんとか掴み、それでなんとか動かせる、という感覚。機敏な操作は行えないと思われる。

 こうした製品だが、マウスとしての基本機能は普通に搭載。左右ボタンと押下可能なホイールが用意、こうした点は「普通」と言えそう。接続インターフェイスはUSBで、センサーには光学式を採用している。

[撮影協力:Jan-gle 3号店(ブロックC1-[e5])]
[この製品だけ表示]
|アキバコージョーQTouchkeyboard
(小型キーボード,静電容量式,USB)
2,580三月兎2号店
写真写真
写真写真
写真写真
写真写真
写真写真

 一見、「ただの白い板」なのにキーボードとして入力できる、ほぼ名刺サイズの静電容量式キーボード。

 「アドベンチャーゲーム専用キーボードに最適」(アキバコージョー)という製品で、「深夜にアドベンチャーゲームをプレイする場合に便利」「イラストを貼ってカスタマイズできる」というウリもアピールしている。

 静電容量式スイッチを8個搭載した基板むき出しの製品で、一見裏面に見えるほうが入力面。部品が載った「裏面」に付属の絶縁用ウレタンシートを貼り、机などに置いて利用する。

 8個のキーは「ゲーム向け」として矢印キーなどが初期割り当てされているが、Webで公開されている専用ソフトで再定義可能。また、複数のキーを同じ割り当てにすることで、「実質的に4ボタンキーボードや1ボタンキーボードとして使うことも考えられる」(ショップ)とか。キーリピートはしない仕様。

 また、入力面は、シールを貼っても色が変わらないよう白色の仕上げ。マニュアルにもシールの作り方や貼り方が書かれているほか、Webサイトではテンプレートとして使えるサンプルデータも公開されている。ショップでも「シールを貼っても問題無く入力できる」と説明している。

 なお、製品そのものは基板むき出しのため、扱いには注意が必要。また、「手で持って使おうとすると、持っている手の影響で入力がうまくいかない場合がある」「一部のUSBハブを介すると動作しない場合がある」という注意点もあるそうだ。利用時にはminiUSB - USBケーブルも別途必要。

 なお、三月兎では全店で取り扱う予定があるとのこと。

□関連記事
【2011年9月10日】キーボードにもなる大型タッチパッドが登場 / タッチパッド面でキー入力OK
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110910/etc_jetway.html
【2011年5月14日】フルフラットなタッチ式キーボードが発売 凹凸のない鏡面デザイン
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110514/etc_minebea.html