【 2011年12月14日 】 | |
前後が逆のATXケース登場、前面にI/Oパネル |
本体前面からI/Oパネルや拡張スロットにアクセスできるLian Li製タワーケース「PC-100B」が発売された。実売価格は24,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。
●本体前面にI/Oパネル、背面には14cmファン×2個
ディスプレイケーブルは内部を通して背面に
PC-100BはXL-ATXフォームファクタのアルミ製ミドルタワーケースで、本体前面からマザーボードのI/Oパネルや拡張スロットにアクセスできるというユニークなレイアウトが特徴。10月の同社のイベント「Lian-Li &Lancool EXPO 2011」でも展示されていた製品だ。本体内部の左側面に、マザーボードの前後を通常の逆にして設置する仕組み。前面にはメッシュタイプのカバーが付いており、左側の小さなカバーを開くとI/Oパネル部のみにアクセスすることができる。拡張スロットにアクセスする場合は前面カバーを取り外す。
また、ディスプレイケーブルなどは、内部の配線スペースを通して背面に引き回し、背面パネルにある穴からコネクタを出すことが可能。左側面にもI/Oパネルからのケーブルを引き出せる穴が用意されている。
本体サイズは高さ472×幅210×奥行き530mm。ケースファン数は前面120mm×1、背面140mm×2。拡張スロットは8基。
ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドウ×6。シャドウベイは、ドライブを裏面からネジで固定するプレート式を採用しており、3.5インチベイのスペースを全て使えば2.5インチドライブを8基まで搭載できる。
□PC-100B(ディラック)
http://www.dirac.co.jp/lianli/pc100/pc-100.html□関連記事
【2011年10月15日】Lian-Liがイベント、新製品をアピール
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111015/etc_lianli1.htmlLain Li PC-100B [撮影協力:ツクモパソコン本店]