【 2011年12月14日 】
低負荷ならファンレスで動く1,000W電源が近日発売

 低負荷時はファンレス状態で使用できるというSeasonic製80 PLUS Platinum電源「SS-1000XP」がオウルテックから近日発売される見込みだ。

 ツクモパソコン本店はサンプルを入荷しており、販売可能な製品は来週入荷する予定としている。予価は34,800円。


●ファン停止/低速/可変回転の3段階


サンプル入荷品は英語パッケージ。発売時には日本語パッケージになる予定
 SS-1000XPは容量1,000WのATX電源で、負荷の状態に応じて冷却ファンの回転数を制御する「ハイブリッド・サイレントファンコントロール機能」を備えているのが特徴。本体背面にシーソースイッチを備えており、このスイッチを「0」側に切り替えることで機能を有効にできる。

 通常、ファンは通電後すぐに回転し始めるが、機能を有効にした場合は、電源の負荷が30%までの時はファンが停止、50%までの時は「低回転モード」(ノイズレベル16dB)で、それ以上は負荷に応じて回転数が上がる「可変回転モード」で動作する仕組みだ。負荷の検出の誤差は±5%。

 また、電圧の誤差を±2%に抑えることで安定性を高めたほか、ATXメイン(24ピン)を含む全ての電源ケーブルが着脱できる点なども特徴。各電圧ラインの電流値は+3.3V/25A、+5V/25A、+12V/83A。-12V/0.5A、+5Vsb/3A。本体サイズは幅150×高さ86×奥行き190mm。

 なお、SeasonicのWebサイトには、860Wモデル「SS-860XP」についても記載されているが、国内での発売は未定。


□SS-1000XP(Sea Sonic Electronics/オウルテック)
http://www.seasonic.com/product/pc_retail.jsp
http://www.owltech.co.jp/products/power/Seasonic/SS-XP/SS-XP.html

オウルテック SS-1000XP

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。