低負荷時はファンレス状態で使用できるという80PLUS PLATINUM認証取得のATX電源。製造元はSeasonicで、発売元はオウルテック。 この製品は容量1,000WのATX電源で、負荷の状態に応じて冷却ファンの回転数を制御する「ハイブリッド・サイレントファンコントロール機能」を備えているのが特徴。本体背面にシーソースイッチを備えており、このスイッチを「0」側に切り替えることで機能を有効にできる。 通常、ファンは通電後すぐに回転し始めるが、機能を有効にした場合は、電源の負荷が30%までの時はファンが停止、50%までの時は「低回転モード」(ノイズレベル16dB)で、それ以上は負荷に応じて回転数が上がる「可変回転モード」で動作する仕組みだ。負荷の検出の誤差は±5%。 また、電圧の誤差を±2%に抑えることで安定性を高めたほか、ATXメイン(24ピン)を含む全ての電源ケーブルが着脱できる点なども特徴。各電圧ラインの電流値は+3.3V/25A、+5V/25A、+12V/83A。-12V/0.5A、+5Vsb/3A。本体サイズは幅150×高さ86×奥行き190mm。 なお、SeasonicのWebサイトには、860Wモデル「SS-860XP」についても記載されているが、国内での発売は未定。
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