AMDの組み込み向けFusion APU「G-T40N」を搭載した、初のファンレス自作キット「MP-8050」。メーカーは中国Ilong。 この製品は、Radeon HD 6290を内蔵した組み込み向けFusion「G-T40N」(クロック1GHz/TDP 9W/2次キャッシュ1MB)を採用したファンレスPC自作キット。 CPUとメモリ(2GB)は実装済みで、HDDは2.5インチベイ×1を装備。出力コネクタとしてはHDMI、VGA、Gigabit Ethernet、eSATA、USB 2.0といったインターフェイスを搭載。消費電力は「アイドル時実測で7〜10W程度だった」(ショップ)とのこと。 ちなみに、これらのスペックは9月に発売されたファン付きモデル、「EB-8050」とおおむね同等。Windows上でのクロック表示がなぜか「1.33GHz」になっているのも変りない。パフォーマンスもEB-8050と同様で、WindowsエクスペリエンスインデックスもCPUが低く、グラフィックスが高い独特の傾向。ショップでは「スペック的には、Blu-rayも再生できると思う」と説明している。
□関連記事 【2011年12月17日】ファンレスのFusionキットが年内発売 / ファンレスでは高いGPU性能 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111217/etc_ilong.html 【2011年9月17日】9W版FusionのPCが登場、アイドル時は約5W / ほぼ手のひら大 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110917/etc_ilong.html
|