【 2011年12月29日 】
編集後記: 2011年を振り返って


【記者名】鈴木 光太郎
【担 当】記事、新製品
【使用機器】パナソニック DSC-HX100V(デジカメ)
LG Optimus chat L-04C(スマートフォン)
Apple iPhone 3GS 16GB(スマートフォン)

 今年も一年、いろいろありました。
いや、長かった…………

 あまりに変化が多すぎて、3月11日以前はなんだか去年みたいな気さえしますが、弊誌のジャンルでは、今年はやっぱりSandy Bridge。

 チップセットが回収されるなど、良い話題だけじゃありませんでしたが、パフォーマンスの高さや発熱の低さなどで大ヒット、今年一年、自作PCの話題の中心になってくれたなぁ、と思います。対するAMDのCPUもE-450やLlano、Bulldozerなど多数登場、結構頑張ってくれた、とは思うものの、供給量や人気では結構差をつけられちゃったな、というのが正直な印象。コンセプトはなかなかいいだけに、来年はもっと人気が出るといいな、と思います。

 また、個人的にはケースやマザーボードの小型化や、安くなってきた省電力パーツ、そして物によっては1万円以下でも買えるようになってきたタブレット/中古スマートフォンも気になるところ。

 特に「1万円以下のタブレット」というのは性能が低く、昨年まではとても実用になりませんでしたが、今年後半からは「用途次第」といえるほどの性能を備えてきています。「スマートフォン買い換え後の前モデルをどう使うか」という点含め、1人で複数台のスマートフォン/タブレットを使う、というのはもしかしたら来年のテーマの1つなのかもなぁ、とか思ったり。

 来年はWindows 8やIvy Bridgeも出るわけで、またちょっと、いろんなものが変わっていく筈。来年の今頃、自分が、どんな顔をしてどんなデバイスを触っているのかが楽しみです。

 それでは皆様、来年もよろしくお願いいたします。

良いお年を。




【記者名】石橋 一衛
【担 当】新製品、お買い得情報ほか
【使用機器】SONY DSC-HX7V(デジカメ)
Apple iPhone 4S 64GB(スマートフォン)

 とにかく大きな話題が多い1年でした。

 今年は3月の震災やタイ洪水の影響もあり、マイナス面にばかり目が行きがちでしたが、PCパーツ関連は、Sandy Bridge、Bulldozer、Llanoといった新CPUの発売、ドスパラパーツ館PC DIY SHOP FreeTといった秋葉原を代表するPCショップのオープンなど、明るい話題もいくつかあり、ネタ探しに苦労した昨年に比べれば、かなり盛り上がった年でした(震災直後は店頭に防災グッズやガイガーカウンターなどが並び、「PCどころでは無い」という状況でしたが………)。

 また、ホビー系ショップを中心に、移転や新規オープンが相次ぎ、一時は空き店舗が目立った秋葉原の街並みが活気を取り戻したのも今年でした。

 災害による影響は今も続いており、素直に喜べる状況ではないのですが、ショップの閉店が相次ぎ、“PCパーツ 冬の時代”と言えるほど厳しい状況だった昨年に比べれば、今年の秋葉原やPC業界は明るい話題が多かったように思えます。

 まあ、スマートフォンやタブレット端末は、昨年以上に勢いを増しており、「脱PC化」は少しずつ進んでいるような気もしますが、来年はWindows 8に関する話題がいろいろあるはずなので、その辺りに期待したいと思います。

 それでは、今年1年ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。


 



【記者名】久保 勇
【担 当】相場調査、新製品、漫画(編集)
【使用機器】富士フイルム FinePix F550EXR(デジカメ)
Apple iPhone 4S(スマートフォン)
NEC AtermWM3500R(WiMAXルータ)

 震災の影響によっていろいろと考えさせられた一年でした。

 震災時は物的損害はあったものの、怪我をせずに済み、五体満足でいられることのありがたみを痛感しました。東京近郊はほぼ震災前の状態に戻りつつありますが、大きな被害を被った地域では、不自由な生活を強いられている方もいらっしゃると思います。一日も早い復興を願うとともに、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

 PCパーツで見ると、今年は新型CPUが数多く登場。Sandy Bridge(LGA1155)、Sandy Bridge-E(LGA2011)、Bulldozer(Socket AM3+)、Llano(Socket FM1)と、例年に無く新アーキテクチャのモデルが多く、購入された方も多かったのでは?個人的には、高速モデルが多数発売されたSSDが面白かったので、SSDばかりを買い換えたり買い足したりしていましたが(苦笑)。

 漫画の方は、無事に2年間連載が続きました!支持が得られなければ続けられないコンテンツなので、ご愛読いただいております皆様には心から感謝を申し上げます。作者のちょび氏にもかなり頑張ってもらえて、非常にありがたい一年でした。そろそろマンネリが怖い時期になってくるので、良い意味で変化していけるよう、来年も頑張りたいと思います。

 最後に今年の反省ですが、体調管理に大失敗しました。現在進行形で、睡眠障害、胃びらん、アレルギー性皮膚炎の超絶悪化としんどいことになっておりまして……。出社するだけで限界といった日も多々ありました。どこからともなく「漫画の取材で得をしている分の天罰だ」といった声が聞こえてきますが、苦労も多いんですよ?ほんとっすよ?全く信用してもらえないだろうけど(笑)。まあ、元気が無ければ何もできないので、とりあえずは早急に体調を整えたいと思います。

 それでは、今年もご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。


 



【記者名】森 篤司
【担 当】新製品、メモリ相場調査
【使用機器】Nikon COOLPIX P300(デジカメ)、シャープ SL-C1000(PDA)
Apple iPhone 4(スマートフォン)、Sony Ericsson Xperia arc(同)
【一時使用機器】Apple iPod touch 8GB、HTC EVO 3D、HTC EVO、DELL Streak

  今年は地震とタイの洪水の影響が強くあったものの、それを除けばPCパーツは昨年より盛り上がった一年だったと感じています。

 特にIntelのSandy Bridgeの登場は大きく、その人気から一年を通して売れ続け、今年を代表する製品の一つだったと思っています。実際に、取材中にSandy Bridgeを買っている人を何度も見かけたものです。もちろん、自分自身も低電圧版Sandy Bridgeで録画PCを一台増やしました。Sandy Bridgeは公私にわたって、よく話題に挙がった製品でしたね。

 Sandy Bridge以外のPCパーツでは、DDR3メモリの低価格化+大容量化、速度が400〜500MB/sクラスの6Gbps SATA-SSDの普及、80PLUS PLATINUM/GOLD認証取得電源の低価格化などが、個人的に気になったトピックです。CPUやマザーボードを変更しなかったという人でも、これらパーツを買い換えた、という人はいらっしゃるのではないでしょうか。パーツ単体でPCを強化できるのは、やはり自作の醍醐味ですね。

 来年もSandy Bridgeのような人気パーツが登場して、PCパーツ市場が盛り上がるのを期待しています。

 というところで、PCの話はここで区切って、もう一点スマートフォンの話を。今年は多くのスマートフォンに触れる、というのを密かな目標にしていたこともあり、2〜3ヶ月おきにサブのスマートフォンを変更してみました(メインは昨年同様iPhone 4です)。

 サブ機は第4世代iPod touch(厳密にはスマホではないですが)、Streak、EVO、Xperia arc、EVO 3Dの順に交換していき、最終的に手元の端末は上記写真のようになりました。5台の端末に触れたので、たくさん触るという目標はとりあえず達成できたかなと思っています。来年も今年同様に、気になる端末が登場したらどんどん購入していきたいものです。

 最後に、この場を借りて編集部一同並びに取材先ショップの方々に謝辞を。今年は年の瀬までご迷惑をかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。今年ご迷惑をかけてしまった分、来年は一層気を引き締めて業務に望みますので、なにとぞよろしくお願いします。

 それでは皆様、今年一年もご愛読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。


 





※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。