別売りのソーラーパネルと組み合わせて「自給自足」も可能というBBJハイテックの大型バッテリーユニット。オリオスペックでは試作品のソーラーパネルと組み合わせての展示やデモも行なわれている。 この製品は、その名の通り正弦波出力に対応した容量864Whの大型バッテリーユニットで、AC100V出力(300W/瞬間最大500W)やDC12V出力(150W/12.5A)のほか、USB 5V出力(5W/1A)も可能で、幅広い用途に対応できるのが特長。出力周波数を50Hz/60Hzに切り替えられるのもユニーク。 本体前面には出力端子としてAC100Vの3Pコンセント(2基)やDC12Vのシガーソケット(1基)、USBポート(2基)が装備されている。 また、オプションとしてソーラーパネルが用意されているのも特徴。ソーラーパネルはたたみ一畳分ほどの面積で、同店によれば「晴天なら2〜3日でET300Fを満充電できる」という。 ソーラーパネルにはパネル設置用の架台や電源ケーブル、コンバーターなどが含まれる。同店によれば、価格はソーラーパネルが約12万円、架台/ケーブル/コンバーターのセットが約4万円。電源仕様に関しては「48V出力で、発電能力は230Wと聞いている」(同店)という。 なお、同店のデモで使われているソーラーパネルは試作品で、パネルの大きさは実際の製品の6分の1程度とのこと。 もちろん、ET300Fは家庭用コンセントからの充電も可能。本体前面にはソーラーパネルや風力発電機、車載バッテリーなどからの充電に使用できるDC12V入力端子も用意されている。 本体サイズは高さ350×幅370×奥行き400mm、重量は32Kg。バッテリーは鉛蓄電池で、性能は12V/72Ah(5Hr)。充電時間の目安は約7時間。 納期は受注の約1週間後で、メーカーから直送されるとのこと。また、オプションのソーラーパネルも近日販売を開始する予定という(価格未定)。 □関連記事 【2011年12月13日】APCに聞く「UPSのイロハ」(PCパーツ最前線) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111217/sp_fline.html
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