裸眼3D液晶採用/フルHD対応の25インチ液晶ディスプレイ。メーカーはLG Electronics。 この製品は、2011年10月に登場した20インチモデル「D2000N-PN」と同様に、視差バリア方式を採用した裸眼3D対応ディスプレイ。 D2000N-PNの解像度は1,600×900ドットだったが、今回のモデルではフルHD(1,920×1,080)に対応している。 仕組みとしては、D2000N-PNを引き継いでおり、3D映像を視聴者の頭の位置に最適化する「ヘッドトラッキング機能」を搭載。本体に搭載されたカメラが視聴者の顔の位置を追跡し、視聴者がモニターの正面から移動しても、高画質な3D映像を視聴できるとしている。 このほか、ブラックレベルやコントラスト、シャープネスを高めて明るい3D映像を実現する「3Dカラーエフェクト機能」も備えている。 表示できる3D映像は、従来モデルと同じく、付属ソフト「TriDef 3D」を使ったもの。このソフトを利用することで、DVDや写真、PCゲームを3D表示にできるが、Blu-rayソフトは非対応。また搭載するHDMI端子は3D対応のAV機器やゲーム機などには対応しないとしている。 液晶パネルはTNタイプで、表面処理はグレアタイプ。液晶パネルの主なスペックはコントラスト比1,000:1(最大5百万:1)、応答時間5ms、視野角が水平170度、垂直160度。3Dの最適視聴距離は80-110cmで、D2000N-TN(50-80cm)よりやや遠い。バックライトにはLEDを採用している。 本体サイズは幅594.3×高さ259.7×奥行き444.8mm(スタンド含む)。映像端子はHDMIとDVI-Dを備える。 付属品はDVI-Dケーブル、USBケーブル(ヘッドトラッキングカメラ接続用)、TriDef 3D収録ディスク、ユーティリティー収録ディスクなど。 ドスパラパーツ館では動作デモも行なわれている。 □関連記事 【2012年2月14日】LG、裸眼3Dに対応した25型液晶ディスプレイ(AV Watch) http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120214_511887.html 【2011年10月7日】裸眼3Dディスプレイがデモ開始、受注扱い http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111008/etc_lg2.html 【2011年9月14日】LG、裸眼3D表示が可能な20型「CINEMA 3D」液晶(AV Watch) http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110914_477420.html
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