iPhoneから無線操縦できるラジコンヘリは、無線LANを用いた「AR.Drone」や、赤外線を用いた「i-helicopter」などが登場しているが、今回の製品はBluetoothを採用しているのが特徴。パッケージでは「True real-time control」という売り文句もうたわれている。

　操縦には専用アプリ「iSuper Heli」を使用。画面上の方向ボタンなどにより操縦できるほか、自動的にゆっくりと着陸する機能や、飛行の軌跡を記録/再生（再飛行）する機能なども備えている。

　さらに、ヘリを墜落させるという「STOP」ボタンも用意。これは緊急時に用いる機能で、ヘリの動作を直ちに停止、落下させるという。なお、テストとして使用する場合、1m以下の高さから落下させれば壊れることはないという。

　ちなみに、本体にはメタルフレームが使われており、i-helicopterと比べるとかなりしっかりと作られている印象。このほか、なぜか操作中にiPhoneで音楽を再生する機能もついている。

　電源は内蔵のリチウムポリマーバッテリーで、フル充電時の飛行時間は約8分。充電はUSB経由で行なえる。なお、充電時間については、付属のマニュアルで「90分以上充電しないこと」という注意書きがなされている（充電が完了すると本体のLEDが点灯する）。

　対応機器はiOS 3.1.3以上を搭載したiPhone、iPod touch、iPad。付属品はUSBケーブル、AC-USB充電アダプタなど。

　「Bluetoothのペアリング時は、パスコードの入力が不要だった」（ショップ）とのこと。

　なお、実際に短時間操作してみたが、昨年発売されたi-helicopterよりも安定性が高く、ホバリングなどもしやすい。価格はi-helicopterの2倍以上と高価だが、操作性はかなり向上している。

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