スマートフォンとの連携機能を備えた米ContourのウェアラブルHDビデオカメラ。GPSのほかBluetooth 2.1+EDRを搭載し、スマートフォンでプレビューや画質設定などが行なえるのが特徴。 この製品は最大1,920×1,080ドットの動画が撮影可能な小型カメラ。スポーツなどにおいてプレイヤー視点で撮影することを想定しており、カメラをヘルメットや自転車などに装着できるマウンタが付属している。撮影できる角度は170°とかなり広角。 この種のカメラとしては、GoProの「HD HERO2」といった製品も発売されているが、CONTOUR+の最大の特徴はスマートフォンと組み合わせて使用できる点。 Bluetooth接続したスマートフォンで、映像をプレビューしたり画質設定などを行なったりできるほか、カメラに内蔵されたGPSにより、撮影場所などの情報(位置、速度、高度)を記録することもできる。ただし、プレビューしながら録画することはできない。 本体サイズは98×58×34mm、重量は約150g。本体にはモノラルマイクやUSB端子、HDMI出力端子、外部マイク端子(2.5mm径)、microSDカードスロットなどのほか、録画スイッチなども装備されており、本体のみで録画や解像度設定(2種類のプリセットに切り替え)、メモリ初期化などの操作が行なえる。 対応撮影解像度は、動画が1,920×1,080ドット(25/30fps)、1,280×720ドット(50/60fps)など、静止画が2,592×1,944ドット。動画のファイルタイプはMOV(H.264+AAC形式)。撮影データはmicroSDカード(最大32GB)に記録される。 電源は内蔵バッテリーで、録画可能時間は最大2〜2.5時間。バッテリーの充電はUSB経由で行なえる。充電時間は約4時間。 付属品はmicroSDカード(2GB)、Connect Viewカード(iOS端末との接続時に使用)、マウンタ(2種類)、USBケーブル、Mini HDMIケーブルなど。モバイル用アプリと、インポート/編集機能などを備えた専用ソフト「Storyteller」は、ダウンロード形式(無料)で提供される。 また、GPSとBluetoothが非搭載で、IPX7等級の防水機能を備えたモデル「CONTOUR ROAM」も同時に発売されている。
|