Atomを搭載したPico-ITXマザー。メーカーはCOMMELLで、Atom N450搭載モデル「LP-170G」とAtom D525搭載モデル「LP-170C」の2機種が発売されている。 LP-170GはシングルコアでTDP 5.5WのAtom N450(クロック1.66GHz)を、LP-170CはデュアルコアでTDP 13WのAtom D525(クロック1.8GHz)を、それぞれ搭載したPico-ITXマザーボード。Pico-ITXマザーの新製品を店頭で確認したのは、2008年5月のVIA製品以来、約4年ぶり。 いずれも搭載CPUは45nmプロセス製造の前世代Atomだが、100×72mmというサイズの基板はやはり驚異的とも言えるコンパクトさ。 CPU以外のスペックは両モデルほぼ共通。スロット数はPCI Express Mini Card×1、SO-DIMM×1(DDR2 667、LP-170Gは最大2GB、LP-170Cは最大4GB)。主な搭載機能はVGA、LVDS、1000Base-T LAN、3Gbps SATA、USB 2.0、サウンドなど。 I/Oパネル部にはVGA、RJ-45、PS/2の3つの端子のみが用意されており、USB 2.0やサウンドなどの機能を使う場合は、基板上のコネクタに付属のケーブルやブラケットを接続する必要がある。 電源は基板上の2ピン DCコネクタから供給。このコネクタにACアダプタを接続するための変換ケーブルが付属している。対応入力電圧は12V。 □関連記事 【2012年3月21日】Pico-ITXマザーが久々に登場、Atom搭載 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120324/etc_commell3.html
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