スマートフォンに近付けるだけで任意のアプリを起動、あるいはスマートフォンの設定変更ができるXperia向けのNFCタグ「Xperia SmartTags」の海外版。カラーは黒、赤、青、白の4種類。 NFC(Near Field Communication)に準拠した円形タグ。本体は直径28mm、厚さ3.2mmというほぼ500円玉サイズで、上側にはストラップホールが用意されている。重量は22g。 このタグはSuicaのようなID付きの非接触ICを利用した製品で、対応スマートフォンを近づけることでスマートフォンがタグを認識、予め設定した機能が実行される、という仕組み。 具体的には、「天気アプリを起動する」「無線LANをオフにする」といった簡単なことから、「GPSとBluetoothをONにして、カーナビアプリを起動する」といった複雑なことも行える。 対応するスマートフォンの具体的な機種名は挙げられていないが、NFC対応のXperiaシリーズには対応している可能性がある。ちなみに、同社のグローバルサイトでは「Perfect partners」として「Xperia P」「Xperia S」「Xperia sola」の3機種が挙げられている。 ただし、今回の製品にはマニュアルが付属しておらず、また店頭で試用できなかったため、起動アプリの指定といった設定方法の詳細は不明。 LiveDockでは、Androidスマートフォン用の同社製アプリ「LiveWare Manager」で起動アプリの指定などを行なっていたため、SmartTagsでも同様に設定できるものと思われる。 このほか、Google Play(旧Android Market)では、SmartTagsの管理用アプリ「Xperia SmartTags」も公開されている。
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