【 2012年6月21日 】 | |
裏表両面使えるキーボード?変わった手持ちデバイスが登場 |
表裏両面にボタンを搭載、両面がそのまま使える(?)変わったワイヤレスキーボード「AK810」が販売中だ。キーボード面にはトラックボールもついている。
中国製のノーブランド品で、実売価格は2,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●表がキーボード、裏がリモコン
Ctrl+Alt+Delの短縮キーも
AK810は2.4GHz帯のワイヤレスシステムを用いた小型キーボードで、キーボードとマウス、AV機器向けリモコンの3つの機能を持つのが特徴。本体の表裏両面にボタンがあり、表面がキーボードとトラックボール、裏面がリモコンとなっている。リモコンの機能は赤外線通信により実現されている。キーボード面のキー配置は、QWERTY配列をベースにしたもの。
ただし、数字や一部の記号などが無く、数字やカッコは、「Fn」キーと英字キーを同時押しする必要がある。その一方、Fn+Enterで「Ctrl+Alt+Del」が入力できたりFn+Escで「www.」を入力できたりと、独特の機能もついている。トラックボールはパチンコ玉のような感触だ。
リモコン面には、電源ボタン(なぜか2つ)や数字ボタン(0〜9)のほか、再生、一時停止、円形パッド(上下左右、「OK」ボタン)などの機能のボタンが装備。付属のマニュアルによれば、学習機能も備えているという。
ただし、マニュアルが中国語版のため、使用方法が分かりにくいのが難点。リモコンの学習方法も中国語で説明されており、使いこなすには一苦労しそうだ。
なお、リモコン面のボタンを押すと、押下確認用とみられるLEDが点灯するが、キーボードを利用中でもリモコン側のボタンは反応。裏にあるキーの場所さえ確認できれば、両面同時に使うこともできるようだ。
本体サイズは175×65×20mm。本体側面には充電用のMini USB端子や、電源スイッチが装備されている。
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