貼るだけで裸眼3Dが楽しめるというiPhone用液晶フィルム。メーカーはJSP(日本システムプロジェクト)。 この製品は、液晶画面に貼ることで裸眼での立体視が可能になるというiPhone 4/4S対応のフィルム。フィルムには視差バリア方式を採用しているという。 3D表示には無料の専用アプリを使用。2D動画を3D動画に変換する機能も持つという動画再生アプリ「Picasso Movie」や、写真表示アプリ「Picasso Cam」、3D写真作成アプリ「Picasso Photo」の3種類が公開されている。 フィルムを貼る際は、Picasso Camでキャリブレーション画面を表示させながら貼る位置を決める必要がある。また、同社の説明によれば、画面を見る際には目から20〜30cm離し、左右の目を片方ずつ閉じ「3Dに見える最適の場所」を見つける、といった試行錯誤も必要のよう。 ただし、その「3Dに見える最適の場所」を見付けるのはかなり困難のようで、ドスパラ モバイル館が用意しているデモ機では、画像がぶれて見えるだけで実際に立体視を確認することはできなかった。このように、誰でも買ってすぐに立体視できる、とはいかないが、じっくりとキャリブレーションや見方の試行錯誤ができる人なら楽しめるかもしれない。 なお、同社では、今回のiPhone用以外にGALAXY S II用、PSP Vita用、MacBook用、iMac用、PC用(Let'snote他)といったモデルも開発中という。 □フィルムの貼り方(日本システムプロジェクト) http://www.3d-picasso.com/stickasheet.html □専用アプリ(日本システムプロジェクト) http://www.3d-picasso.com/app.html □関連記事 【2012年6月2日】iPhone画面を裸眼3D化、後付けフィルタが販売中、4千円 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120602/etc_labros.html
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