2012年7月1日
 -新製品- バッファロー WZR-D1100H
 (6月26日〜7月1日調査)(一部7月1日調査)
 [製品ジャンル:ネットワーク機器]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|バッファローWZR-D1100H
(無線LANルータ,IEEE 802.11ac技術/b/g/n対応
 ,最大600Mbps対応,AOSS2対応)
15,980PC DIY SHOP FreeT
16,800ソフマップ 秋葉原 本館4F
|バッファローWLI-H4-D600
(無線LANアクセスポイント
 ,IEEE 802.11ac技術/b/g/n対応,最大600Mbps対応)
14,800PC DIY SHOP FreeT
15,800ソフマップ 秋葉原 本館4F
写真写真
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  無線LANの次世代規格「IEEE 802.11ac」の技術を採用するという無線LAN機器。メーカーはバッファローで、最大600Mbps対応のルーター「WZR-D1100H」と、アクセスポイント「WLI-H4-D600」が発売されている。

 IEEE 802.11acは、従来のIEEE 802.11nの次世代にあたる無線LAN規格。使用周波数帯は5GHzで、コントローラを開発しているBroadcomによれば、データ転送速度は802.11nの6倍の3.6Gbpsまでサポート、さらに通信距離も約30〜300%向上することになるという。規格自体はまだドラフトだが、2012年中に正式承認されるとしている。

 ちなみに、802.11acは、無線LANが導入されてから5世代目にあたることから、Broadcomは802.11acを「5G WiFi」という名称でも呼んでいる。

 今回発売された2製品は、その802.11acで使われる技術を一部採用した無線LAN機器。

 バッファローでは、採用した技術を「変調信号の多値化」と説明しており、変調方式を802.11nの64QAM(6bit)から256QAM(8bit)に強化、802.11nの約1.3倍となる最大600Mbpsのデータ転送速度(理論値)を実現したという。

 ただし、この製品は「IEEE 802.11ac対応」とは明示されておらず、あくまでも「11ac技術搭載」とされている点には注意が必要。正式なIEEE 802.11acが規格化された際、アップデートなどで対応できるかどうかは特に告知されていない。なお、同様の「11ac技術搭載製品」はロジテックも発表している。

 また、「11ac技術」以外では、従来のIEEE 802.11n/a/g/bにも準拠。サポートする周波数帯は5GHzと2.4GHzの両方で、データ転送速度(理論値)は、802.11nが450Mbps、802.11a/gが54Mbps。

 アンテナは2製品とも本体内蔵。WZR-D1100Hでは送受信アンテナを3本内蔵するという。有線LAN端子は両製品Gigabit Ethernet対応で、WZR-D1100Hは5ポート(1ポートはWAN)、WLI-H4-D600は4ポート備える。

 本体サイズは両製品共通で、幅34×高さ212×奥行き183mm(縦置き時、スタンドを除く)。ACアダプタ、スタンド、ストレートLANケーブルなどが付属する。

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【2012年6月27日】ロジテック、11ac技術対応の600Mbps無線LANルーターを予告(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120627_543098.html
【2012年6月15日】バッファロー、初の600Mbps対応IEEE 802.11ac無線LANルーター(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120615_540411.html
【2012年1月19日】Broadcom、最大3.6GbpsのWi-Fiとなる802.11acを国内でも解説(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120119_505817.html

[撮影協力:PC DIY SHOP FreeT]