HDMI経由の2D映像を3D映像に変換、普通のディスプレイでも青赤メガネで立体視ができるというHDMIアダプタ。ショップでは「ノーブランド扱い」と説明しているが、おそらく中国Lenkengの「LKV223」と同一製品と見られる。 この製品は、HDMI入力した2D映像を3D映像に変換し、HDMI出力するという変換アダプタ。プレイヤー?ディスプレイ間を中継するように設置する。 対象としている2D映像はBlu-rayやDVD、セットトップボックス、PCなどが出力する映像で、これを3D映像に変換、サイドバイサイド方式またはアナグリフ(いわゆる青赤メガネ)対応のHDMIデータとしてディスプレイに送る。前者を立体視するには3D対応ディスプレイと対応メガネが必要だが、後者は普通のディスプレイと付属の青赤メガネで使用可能。つまり、アナグリフ方式ならば、一般的なHDMIソースを普通のディスプレイで立体視できる、ということになる。 本体前面には3Dモード変更ボタン(パススルー/サイドバイサイド/アナグリフに切り替え)や、3D強度の調節ボタン(5段階)、3D強度を示すLEDなどを装備。マニュアルでは、3D強度は「3」を推奨するとされている。 最大対応解像度は入出力とも1080p。本体サイズは107×41.1×23.6mm。付属品は青赤メガネ、ACアダプタなど。なお、「青赤メガネ」のレンズ色は正確にはアンバーとブルー。Lenkengの製品情報を見る限り、立体化してもある程度のカラーは確認できる。 なお、「3D化」の詳細は特に明記されていないため、どれほどリアルな立体感を感じられるかは不明。
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