【 2012年9月5日 】 | |
「イシマル」ブランドが消える、15日からエディオンに統一へ 石丸電気のテーマソングも消滅… |
ishimaru本店の看板
ishimaru本店のフロア案内秋葉原から「イシマル」の名が消えることが判明した。
8月上旬頃からishimaru本店とishimaru AKIBA(ブロックB2-[d2])では、看板をかけ替えるなどの作業を開始していたが、9月5日(水)時点で、ishimaru本店は「エディオン秋葉原本店」に店名を変更、ショップのスタッフによれば、15日(土)までにほかのイシマルの店舗名も「エディオン」に統一されるという。
●店舗名は変更、フロア構成は従来どおり
「石丸電気」のテーマソングも消滅…
秋葉原で創業した家電量販の老舗である石丸電気(イシマル)だが、2000年以降に盛んになった家電量販店の業界再編により、イシマルも2006年7月にエディオングループ傘下へ。現在はデオデオ、エイデン、ミドリと並び、同グループのイシマルブランドの店舗として営業を行なっている。
ishimaru本店看板変更前の様子
ishimaru本店看板変更の作業中
ishimaru本店の店内
ishimaru本店の店内
ishimaru AKIBA
ishimaru AKIBAイシマルブランドの消滅については、2012年5月に発表された「ストアブランド統一」のプレスリリースでもその方向性がうかがえたものの、当時は「現在の店舗名称は基本そのままに、エディオンのストアブランドに変更」するとしており、各店舗の名称は残すとも読める内容だった。また、この状況は看板のかけ替え作業がはじまった8月の段階でも変わらず、店舗スタッフもイシマルブランドの存続については、「詳細は不明」とコメントしていた。
5日(水)時点で、ishimaru本店はビル屋上の看板や店頭のフロア案内版がエディオンのものに替わっており、フロア案内版には「エディオン秋葉原本店」という店舗名が表示されている。また、店内アナウンスでも「エディオン秋葉原本店」という名称が使われており、一部の看板などを除いて、イシマルのブランド名は使われていない。ちなみに、店内の商品棚を見る限り、取り扱い製品に変更はなく、「フロア構成も従来どおり」(同店)という。
一方、ishimaru AKIBAは(ブロックB2-[d2])、店頭のPOPや案内版などはまだ「ishimaru」のままだが、ishimaru本店のスタッフによると、「ほかの店舗も15日(土)までには完全にエディオンになる」「イシマルの名はどこにも残らない。テーマソングも聴けなくなる」とのこと。
やはり“イシマル完全消滅”となるのは間違いなさそうだ。
□ストアブランドの統一および新ブランドマーク導入のお知らせ(エディオン)
http://www.edion.co.jp/news/release/release_20120511.html□関連記事
【2007年06月24日】業界再編が産んだ?石丸電気のダイ・ハード4.0巨大垂れ幕(Junk Blog.)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/blog/archives/2007/06/diehard4.html
【2001年11月28日】エイデン、デオデオほか老舗家電量販店4社が提携(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011128/edion.htm[撮影協力:エディオン秋葉原本店]