故障などを自己診断できるセルフテストボタンを備えたATX電源。メーカーはCORSAIR。 この製品は、80PLUS PLATINUM認証を取得した高効率、高機能な1,200W電源。 大きな特徴は制御用の専用プロセッサ(DSP)を搭載していることで、DSPが内部各所のAC/DC電圧やトランス/コンバータなどの状態などをリアルタイムに監視。「単なるPWMコントローラなどでは実現できなかった、すぐれた変換効率と高出力を実現できる」(国内発売元のリンクス・インターナショナル)という。 また、興味深い特徴である「セルフテストボタン」は、内部用ケーブルのコネクタ脇に用意されたもの。 ボタンを押すことで電源自身を診断でき、押下後、電源が正常ならば緑のLEDが、異常があれば赤いLEDが点灯、ファンも回転する。電源系の不具合は判断が難しいため、こうした機能は貴重と言える。 このほかの特徴は、同社の統合管理システム「Corsair Link」に対応していることや、内部ケーブルがすべて取り外し可能なモジュラー式になっていること、日本製コンデンサを採用していること、低出力時はファンが停止するセミファンレス仕様であることなど。 Corsair Linkに関しては、専用のUSBケーブルが付属しており、Windows上の専用アプリで電源の出力状況や効率、内部の温度などを確認できる。 □CP-902008-JP(リンクスインターナショナル) http://www.links.co.jp/item/cp-9020008-jp/
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