水冷システムを採用したOCタイプのGeForce GTX 680カード。メーカーはELSAで、メモリ容量4GBモデルと2GBモデルの2種類が発売されている。 製品の構成は、GeForce GTX 680搭載ビデオカード本体と、ファンが装着されたラジエーターユニットの2つ。水冷ヘッドなどはあらかじめカードに搭載されている。 カードに搭載された冷却システムは、水冷と空冷の両方を用いたハイブリッドタイプ。水冷ヘッドでGPUを、ファンによる送風でメモリや電源部を、それぞれ冷却する仕組み。 同社によれば、冷却性能については、リファレンスファン搭載モデルに比べGPU温度が最大で約20℃低下するという。また、静粛性については、リファレンスモデルのピーク時騒音値の約45dBから約25dBまで低下するとしている。 なお、カードに搭載された冷却システムのデザインなどから、水冷システムはARCTIC COOLINGの「Accelero Hybrid」を採用していると見られる。 搭載メモリはGDDR5 SDRAM。クロックはコア1,124MHz(ベースクロック)、メモリ6,280MHzにオーバークロックされている。映像端子はDisplayPort、HDMI、DVI-I、DVI-Dを装備。外部電源端子は6ピン+8ピンで、必要な電源容量は最小550W以上、推奨650W以上とされている。 本体サイズはカードが254×115×54mm(3スロット分のスペースを占有)、ラジエーターユニットが152×120×52mm。冷却液のホース長は33cm/29cm。 □関連記事 【2012年7月2日】ビデオカード用の簡易水冷キットが久々に登場、メモリ冷却は空冷で http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120714/etc_arcticc.html
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