iPhone 5などで使えるLightningケーブルの「互換品」。今回発売されたモデルは純正品よりも安価に販売されている。 Lightningケーブルは「認証チップが内蔵されている」と言われているが、今回の製品には同じ機能を持つとみられる制御チップを搭載、「少なくとも現時点では充電/同期とも行える」(ショップ)という。 今回の製品は、純正品(Apple Store価格1,880円)とは異なる外見のコネクタを採用したLightningケーブル。 ショップでは、「何らかの認証チップを搭載したサードパーティ製ケーブルで、今のところ充電/同期とも行えるが、OSのバージョンアップなどで、今後使えなくなる可能性がある」と説明。基本的には「安いがリスクもある製品」というスタンスだ。パッケージなどにはApple公認の「Made for iPhone」などのMFiロゴは見当たらない。 Lightningケーブルは、「内部に専用チップがないと正しく動作しない」といわれており、純正と異なる形状の互換ケーブルはこれが初登場。 編集部では実際に購入、テストしてみたが、国内版(au)のiPhone 5に接続時、同期できることと、充電モードに入れることを確認。 内部を分解すると、コネクタ構造や部品、内部基板は純正品とは違うもの。認証用らしきコントローラチップも搭載されているが、端子構造が純正品とは異なっており互換チップである可能性が高そうだ。なお、このチップの刻印は「F300 / EQBA /231+」だったが、純正品のチップは樹脂で保護されており、刻印の詳細は不明。
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