今週見つけた主な新製品　(2013年2月16日)

　 H61チップセットを搭載したGIGABYTE製microATXマザーボード「GA-H61M-DS2」の新リビジョンモデル。

　従来モデルとの主な違いは、パラレルポートやシリアルポートが追加された点など。

　 Celeron 847を搭載したIntel純正のNUC対応マザーボード。販売されているのはバルク品で、ACアダプタやケーブル類などは付属しない。

　この製品は、先週登場したIntelの超小型PC自作キットの廉価モデル「DCCP847DYE」で採用されていたNUC対応マザーボード。

　搭載CPUはSandy Bridge/デュアルコアでTDP 17WのCeleron 847（クロック1.1GHz）、チップセットはIntel QS77 Express。

　マザーボードのレイアウトはCore i3搭載モデルの「D33217CK」などと同様で、NUCケース設置時に底側になる面にCPUやチップセット、クーラーなどが、上側になる面にスロットやUSBピンヘッダなどが搭載されている。

　スロット数はMini PCIe×2、DDR3 1333/1066 SO-DIMM×2（最大16GB、1.35V対応）。Mini PCIeスロットはフルサイズ、ハーフサイズを各1基備え、フルサイズ側は6Gbps mSATAをサポートする。また、I/Oパネル部に1000Base-T LAN×1、HDMI×2、USB 2.0×2の各インターフェイスを備える。

　付属品はCeleronロゴ入りシールのみ。

　 オーバークロック仕様/オリジナルクーラー搭載のASUS製GeForce GTX 670ビデオカードの新モデル。搭載メモリはGDDR5 2GBで、「Diablo III」のマウスパッドが同梱されている。

　動作クロックはコア980MHz/メモリ6,008MHz。

　 オーバークロック仕様のMSI製GeForce GTX 650ビデオカード。搭載メモリはGDDR5 1GBで、カード長は145mmと短め。

　 Creativeのサウンドカード「Sound Blaster Z」シリーズの最上位モデル。

　搭載サウンドチップは同社の「Sound Core3D」で、アナログRCA入力端子や光デジタル入出力端子を備えたドーターカードや、ヘッドセットなどを接続可能なマイク内蔵有線ボリュームコントローラが同梱されている。

　「スタジオグレードオーディオクオリティー」(メーカー)をウリとしており、高品質ステレオ出力が可能という「24bit/ 192kHzステレオダイレクトモード」機能を備え、最高600Ωインピーダンスのヘッドホンを駆動可能なヘッドホンアンプを搭載するほか、ASIO(最大24bit/96kHz)に対応(録音には使用不可)している。

　また、使用部材には、バーブラウン製ハイエンドD/Aコンバータ・A/Dコンバータやニチコン製"Fine Gold"コンデンサなどを採用しているほか、ソケットタイプのオペアンプを採用することでユーザーが好みのオペアンプに交換可能な構造にもなっている。

　下位モデルは昨年に発売済み。

　 PCI接続対応のUSB 3.0カード。メーカーは玄人志向。PCI接続のUSB 3.0カードが発売されるのは約2年半ぶり。

　同社のUSB 3.0カード「USB3.0N-LPPCI」の後継モデルで、搭載チップが「μPD720200」から「μPD720202」に変更されたのが主な違い。USBポートは外部×2を備え、LowProfile用ブラケットが付属している。

　 容量900GBの2.5インチSAS-HDD。容量メーカーはWestern Digital。2.5インチSAS-HDDで900GBモデルの店頭販売を確認したのは初めて。

　同社のエンタープライズ向けモデル「WD XE」に属するモデルで、回転数は10,000rpm。インターフェイスは6Gbps-SASで、キャッシュ容量は32MB。厚さは15mm。

　 スマートフォンの子機として動作し、スマートフォン側に保存されている動画/音楽ファイルをHDMI出力する機能を備えたメディアープレイヤー機能搭載HDDスタンド。メーカーはセンチュリー。

　スタンド単体でHDD内の動画や音楽を再生することが可能で、出力端子はHDMI×1を備える。

　また、スマートフォンとの接続用に無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)も内蔵。無料アプリ「iMedia Share Lite」を使用することで、スマートフォン側に記録されている動画/音楽ファイルをテレビなどに出力することも可能。

　PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0で、対応ストレージは3.5インチHDD、2.5インチHDD/SSD。容量3TB以上のHDDも使用可能とうたわれている。

　 iStar USA製の5インチベイ搭載用3.5インチSAS/SATA-HDD向けリムーバブルケース。国内代理店はセンチュリー。

　ラインナップはHDD×1台用(5インチベイ1段占有)のBPN-DE110SS、HDD×3台用(5インチベイ2段占有/ファン搭載)のBPN-DE230SS、HDD×4台用(5インチベイ3段占有/ファン搭載)のBPN-DE340SS、HDD×5台用(5インチベイ3段占有/ファン搭載)のBPN-DE230SSの4モデルで、カラーはそれぞれブラック、シルバー、レッド、ブルーの4色が発売されている。

　なお、メーカーのiStar USAのサイトではSAS対応がうたわれているが、パッケージのラベルには「SAS HDDは使用できない」(代理店センチュリー)と記載されている。

　 クアッドコアCPUを搭載した9.7インチタブレット。メーカーはPLOYERで、搭載OSはAndroid 4.1。

　ショップによると、搭載CPUはAllWinner A31 1GHz(Cortex-A7ベース)で、搭載GPUはPowerVR SGX544 MP2。その他の主な仕様は、ディスプレイ解像度が1,024×768ドット、搭載メモリがDDR3 2GB、ストレージ容量が16GBなど。IPSパネルを採用している。

　この他に、「動画再生可能な時間は最大10時間」(メーカー)と長めな点や、本体の厚みが9.3mmと薄めな点もウリ。

　 IPS液晶を採用したAndroid 4.1搭載10.1インチタブレットの新モデル。

　搭載CPUはRockchip RK3066 Dual-Core Cortex A9(1.6GHz)、メモリはDDR3 1GB、ストレージ容量は16GB。液晶解像度は1,280×800ピクセルで、無線LANはIEEE 802.11b/g/n対応。

　 強化ガラスを採用したiPhone 5用液晶保護パネルの薄型モデル。メーカーはPATCHWORKS。

　昨年9月に発売された「IMPOSSIBLE TEMPERED GLASS for iPhone 5」の薄型タイプで、従来モデルは厚さ0.4mmだったが、今回のモデルは0.26mmになっている。なお、硬度は従来モデルと変わらず「9H」とされている。

　 スタイラス収納スペースを備えたスタンド機能付きのiPad miniケース。

　背面にスタイラス収納スペースを備えたモデルで、スタイラスは最大で2本収納可能。標準で1本スタイラスが付属している。カラーはブラック、ホワイト、ライトブリーの3色。

　 Lumia 920用のケース。カラーはブラック。

　 Lightning/MicroUSB/MiniUSBの3種類のコネクタに対応した巻き取り式のUSBケーブル。

　 スマートフォンや小物を置くための車載用ホルダー。

　小物置き部分は置いた物が滑りにくい構造になっており、スマートフォンスタンドとしても使用仕組みになっている。裏面はシリコンゲル製で、粘着力が落ちた際は洗うことで粘着力が元に戻すことが可能。

　 角度を無段階に調節できる折りたたみ式のタブレットスタンド。カラーはピンク。

　ドロイド君をモチーフにデザインされたタブレットスタンド。カラーはブラックとホワイト。

　板状に折りたたむことができる。

　 GALAXY Note II/GALAXY S III向けのHDMI出力コネクタ搭載クレードル。発売元はサンコー。

　充電用のUSBポートも備えている。

　 ケーブルの根元にコミカルな「顔」がデザインされ、利用時に顔部分が赤く発光するUSBケーブル。Micro USBタイプとDockコネクタタイプの2種類が発売されている。

　 iPhone 4またはiPhone 5のネジ穴に対応した「ネジ置きプレート」。

　プレート上にはネジを置くための窪みが多数用意されており、デバイスから外したネジを、外した場所に対応するネジ穴に置いておく、という仕組み。「iPhoneのネジは複数種類ある」（パッケージ）ため、こうして場所を記録しておくことで、再組み立て時のつけ間違いを防止できる仕組み。

　なお、注意したいのは、iPhoneを分解、再組立したものから電波を出してしまうと、電波法に触れる可能性が高いこと。また、パッケージには「これがあればiPhoneの分解も簡単！」と書かれているが、実際には分解用の工具なども必要。また、分解手順も知っておく必要があると思われる。

　 スピーカー機能を備えたiPhone 5用スタンド。カラーはホワイト、ブラック、ブルーの3色。

　スピーカーは電源レスで、音の出る向きを変えることで音声を聞き取りやすくするもの。

　 受話器型のiPhone 5向けスピーカー。カラーはレッドとブルー。

　本体はiPhone 5をはめ込んで使う電源レスタイプのスピーカーで、iPhone 5を取り付けたまま通話することも可能な構造になっている。

　 本体の一部が回転し、設置場所に合わせてコンセントの向きを変えられる電源タップ。メーカーはオウルテック。

　本体を90度回転することで、机の角で利用する際に、上下方向にコンセントの口を向けるとった使い方が可能。

　コンセントの口数は4つ(うち3つが向きを変更可能)で、この他にUSBポートを2つ備えている(合計で最大1A出力が可能)。

　 コンセントに直接挿して充電可能な容量3,000mAhのモバイルバッテリー。

　 2.5インチSATA-HDD用ベイを備えたLAN接続タイプのメディアプレイヤー。メーカーはDUNE HD。

　ネットワークインターフェイスは100Base-TX/IEEE 802.11n対応で、外部ストレージ接続用の2.0端子のほか、SDカードリーダーなどを備えている。出力端子はHDMI、光デジタル音声、同軸デジタル音声など。

　 近接センサーを搭載、手を近づけるとバックライトが点灯するというSFチックな薄型Bluetoothキーボード。メーカーはロジクール。

　この製品は、先週発売されたiPhone/iPad/Mac向けキーボード「Bluetooth Easy-Switch Keyboard」のWindows/Android向けモデル。

　近接センサーや輝度センサーを利用した「インテリジェントバックライトシステム」を搭載。手を近づけることでバックライトがON、一定時間使用しないことでOFFになるほか、バックライトの明るさも周囲の明るさで変化、「常に読みやすくする」（ロジクール）という（手動調整も可能）。

　また、複数のデバイスにペアリング、ワンタッチで切り替えられるのも特徴。最大3台のデバイスに割り当てることができ、切り替え機能はF1〜F3キーに割り当てられている。

　キー配列は84キーの日本語配列。「Windows 8向けに設計」とされているほか、Windows 7やAndroid、さらにはiPhone/iPadでも利用可能。本体サイズは290×128×14mmで、重量は338g。バッテリーについては「1回の充電で10日間利用できる（1日2時間使用、バックライト使用時）」とされている。充電時間は約3時間。

　 全銅製で全高3cmの薄型LGA1155用CPUクーラー。メーカーはThermolab。

　搭載ファンは1cm厚の8cmファンで、回転数は1,400〜2,500rpm(PWM対応)。本体総重量は300g。

　 凹凸のあるフィンブレードを採用したGlobefanの14cmファン。回転数は900rpm(±200rpm)で、カラーはブラック。

　 表示パネル付き5インチベイ用の水冷タンク一体型ポンプ「P-985」のマイナーチェンジモデル。

　前モデルとの主な違いは筐体カラーなどで、「パネル以外の部分のカラーもブラックになっている」(ショップ)という。

　 「Nexus 7向け」をうたうノーブランドの有線LANアダプタ。「Android向け」をうたう有線LANアダプタは既にいくつか登場しているが、明確に「Nexus 7向け」をうたう製品は稀。

　この製品は、microUSBコネクタを備えたUSB LANアダプタ。パッケージには「Nexus 7に便利」「出張先のホテルなどでも」とうたわれており、基本的にNexus 7を念頭においた製品のよう。

　対応規格に関しては、製品側面に「USB 2.0 to Fast Ethernet Adapter」とあるため、有線LAN側は100Base-TXまでの対応と思われる。また、付属品やマニュアル等はなく、販売されているのはアダプタ本体のみ。

　他のAndroid端末での動作については明記がない。ただし、製品の外見は既に発売されているAndroid対応の同種製品とほぼ同じだ。

　 Ivy Bridge CPUを搭載でき、VESAマウントに装着できるShuttle製小型PC自作キット「DS61」のマイナーチェンジモデル。

　昨年12月に発売された従来モデルとの主な違いは、フロントUSBポートの数が2→4に増えた点など。

　本体サイズは幅165×奥行き190×高さ43mmで、搭載チップセットはH61。主な搭載デバイスはHDMI/DVI出力、デュアル1000Base-T LAN、USB 3.0など。

　 USB 3.0コネクタ+リセット/パワースイッチを備えた5インチベイ装着型の前面パネル。メーカーはLIAN-LIで、同社のアルミ製PCケース向けの製品。

　カラーはブラック。

　 自転車のホイールに装着、残像効果で好きなイラストを浮かび上がらせるホイール用LED。

　この製品は、自転車のスポーク部分に装着するLEDユニット。回転時の残像効果を利用して、ホイール全面にイラストが浮かび上がるようになっており、最大150枚の画像を利用してアニメーションすることも可能。こうした画像はPCとUSB接続、専用ソフトで調整する。

　LEDユニットの光源はフルカラーLEDで、片面32個、両面あわせて64個を搭載。電源は単三電池3本で、「雨天対応・浸水不可」とされている。なお、画像の方向が安定するよう、自転車のフレームに位置検出用磁石を取り付ける必要がある。対応する自転車は「MTB/シティサイクル等の26インチホイールから」。

　販売されているのは、このLEDユニット2個と位置検出用磁石、設定ソフトがセットに成った基本セットと、LEDユニット1個のみの増設用LED単品の2種類。基本セットのLEDユニットが2つなのは、「回転時の残像効果を利用する都合上、1つのホイールに複数つけることで自然な見え方になる」ことと、LEDユニット1個だけだとホイールのバランスが悪くなることが理由。増設用LEDを追加、3つ付けることでより自然な見え方になり、その場合は120°間隔で取り付けると良いという。

　 USB充電対応の非常灯。メーカーはセンチュリー。

　長さ21.5cm(LED×20個搭載)のモデルと、長さ33.1cm(LED×40個搭載)モデルが発売されている。明るさは100%、70%、30%に調整可能。また、ライトを点滅させることもできる。

　連続使用時間は、長さ21.5cmのモデルが100%点灯時で約4.5時間、30%点灯時で26時間。長さ33.1cmのモデルが100%点灯時で約4.5時間、30%点灯時で28時間。

　 クリップ固定式の卓上USBライト。カラーはブラックとシルバー。