(2013/3/29 00:41)
- ※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
この価格で販売されることを保証するものではありません。
実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。 - ※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円) | ショップ | 備考 |
---|
RS-232C接続機器をWi-Fiで接続可能にする変換アダプタ。メーカーはラトックシステム。
REX-WF60は、シリアル(RS-232C)接続の機器を無線LAN(IEEE 802.11b/g)経由で使えるようにするインターフェイス変換アダプタ。シリアルポートを持たないPCやAndroid/iOS端末でも機器が使用できるようになる。
先月、同社から登場した“RS-232C−Bluetooth変換アダプタ”の「REX-BT60」のWi-Fi版とも言えるものだ。
機器側のコネクタ形状はD-Sub 9ピン。対応機器はバーコードスキャナー、磁気カードリーダー、電子天秤など。TAやモデム、シリアルマウスには対応しないという。シリアルインターフェイスの対応ボーレートは2,400〜230,400bpsで、非同期通信のみサポートする。
無線通信は、インフラストラクチャモードのほかアドホックモードにも対応しており、ルータなどを介さずに機器が使用できる。ただし、Android端末はアドホックモード非対応としている。
通信設定などには、同社が提供する「簡単設定ユーティリティ」を使用。また、通信サンプルプログラムやソースコードも提供される。
なお、製品同梱のCD-ROMに収録されているユーティリティやサンプルプログラム・ソースはWindows用のみ。Android/iOS用のサンプルアプリ・ソースは、同社Webサイトから入手する(要会員登録)。
また、Windows搭載PCで、REX-WF60をCOMポートとして認識できるようにするCOMポートエミュレートドライバやサンプルプログラム・ソースを、7月に同社Webサイトで公開する予定という。
本体サイズ(約)は75.4×26×16mm(突起部を除く)。本体にはシリアルインターフェイス、無線LANの通信状態を示すLEDや、設定用のDIPスイッチが装備されている。
本体への給電はACアダプタ、または接続機器(D-Subの9番ピン経由)で行なう。また、DIPスイッチを切り替えることで、ACアダプタからD-Subの9番ピンを通して、接続機器に電源を供給することも可能という。
対応OSはAndroid 4.x/3.2/2.3.x、iOS 6.x、Windows 8/7/Vista/XP(32bit/64bit対応)。付属品はCD-ROM、ACアダプタなど。