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SSD/HDDの新製品 (2013年8月10日)

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価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名

SSD/HDD

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  擬似SLCモードによる高速書き込み機能「TurboWrite」やソフトウェアでのキャッシュ機能「RAPID Mode」を搭載したSAMSUNG製のSSD。前モデル「840の後継」という位置づけながら、上位の840 PRO並の速度がうたわれている。ラインナップは120GB/250GB/500GB/750GB/1TBの5モデル。

 これら製品は、同社従来モデル「840」の後継に位置づけられる新モデル。

 採用NANDがTLC(3bit MLC)タイプであることは840と同じだが、コントローラチップを新チップの「MEX」に改良、新機能の「TurboWrite」を搭載することなどで、書き込み速度を大きく向上させたのが大きな特徴。

 このTurboWriteは、「TLCチップを、SLCチップのように使うことで、書き込み速度を向上させる」というもの。TLCを含むMLC(Multiple Level Cell)のNANDフラッシュは、読み書き時に複雑な処理を行うが、これを省略することで擬似的なSLCチップとして高速書き込みできる、というのがその仕組み。

 実際にPCから書き込みを行うと、まず、専用の予備領域に対してSLC的な書き込みを行ってバッファリング、SSDがアイドルになった際に専用領域から通常領域(TLC領域)に書き込むという。こうした機構により、いままで速度向上が困難だった連続ライトやランダムライトの速度を向上。2bit MLCチップを搭載した上位モデル「SSD 840 PRO」と並ぶ、公称520MB/sという書き込み速度を実現している(250GBモデル以上のみ。120GBモデルは410MB/s)。

 なお、専用バッファのサイズは3〜12GB(モデルにより異なる)で、これを超えると書き込み速度が低下するが、それでも420MB/s(500GBモデル以上)または270MB/s(250GBモデル)または140MB/s(120GBモデル)。

 また、付属ソフト「Samsung Magician Software」によるキャッシュ機能「RAPID Mode」が利用できるのもウリ。これはPCの空きメモリをキャッシュとして使うもので、僚誌PC Watchのテストでは連続リードで1,086MB/s、連続ライト1,057MB/sという値も出ている。SSDそのものの機能ではないが、速度という意味ではなかなか興味深いソフトと言える。このRAPID ModeはWindows 7/8で利用できるとのこと。

 その他の主なスペックは、公称リードが540MB/s、キャッシュメモリが256MB(120GBモデル)、512MB(250GB/500GBモデル)、1GB(750GB/1TBモデル)。SSDの厚さは7mm厚。採用NANDは19nmプロセスのものという。

SeagateST300MM0026

  • 2.5インチSAS-HDD/300GB
  • 10000rpm/64MB/6Gbps/15mm厚
22,800オリオスペック
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  容量300GBのSeagate製2.5インチSAS-HDD。同社のエンタープライズ向けHDD「Savvio 10K.6」シリーズに属するモデルで、ディスク回転数は10,000rpm。

 インターフェイスは6Gbps SAS対応で、バッファ容量は64MB。本体の厚みは15mm。

[撮影協力:オリオスペック]
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  7mm厚の東芝製2.5インチSATA-HDD。容量は500GB。

 ディスク回転数は5,400rpmで、バッファ容量は8MB。