今週見つけた新製品

製品ジャンル

リムーバブルHDDケース/外付けケースほかの新製品 (2013年11月30日)

  • このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
    この価格で販売されることを保証するものではありません。
    実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
  • 特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名

リムーバブルHDDケース/外付けケースほか

ZOTACRAIDbox(RAIDBOX-UD10)

  • mSATA-SSD用外付けケース(USB 3.0)
  • mSATA-SSD×2台用/RAID 0・1対応
6,480パソコンハウス東映
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

  2枚のmSATA SSDを内蔵し、RAID 0やRAID 1を構成できるUSB 3.0接続外付けケース。メーカーはZOTAC。

 この製品は、最大2枚のmSATA SSDをUSB 3.0接続の外付けドライブとして使用するためのケース。本体サイズは高さ13×幅77.2×奥行き120.3mmと、一般的な2.5インチHDDケースとほぼ同じで、内部には2基のmSATAスロットが用意されている。

 セッティングには工具は不要。本体のイジェクトボタンを押してカバーを開け、別途用意したmSATA SSDをスロットに装着、そして内部にあるローレットネジを締めてmSATA SSDを固定すればよい。

 RAIDモードなどの設定は基板上にあるディップスイッチとタクトボタンで行なう。ディップスイッチでモード(JBOD/BIG/RAID 0/RAID 1)を選択し、タクトスイッチを押したまま電源をON(USBケーブルを接続)すると、設定が反映されるという仕組み。

 パフォーマンスについては、ZOTACが「RAID 0構成時でリード/ライトともに350MB/s」と説明(装着したmSATA SSDなどは不明)。単純なリード速度は一般的な6Gbps SATA SSDを超えないため、「リード速度をひたすら速くしたい」というよりは、ライト速度を速くしたり、RAID 1による保護を活用する、といった目的で使うのがいいだろう。ちなみに、PC WatchがCrucial m4を装着して3月に行なったベンチマークテストでは、ピーク性能が240MB/s強という結果になっている。

 搭載チップは、台湾ProlificのUSB 3.0−デュアルSATA RAIDコントローラ「PL2775」。なお、PL2775の仕様では、SATAインターフェイスのリビジョンは3.0とされているが、データ転送速度(1.5Gbps/3Gbps/6Gbps)については明記されておらず、また製品情報でもSATAインターフェイスの仕様は明記されていない。

 電源はUSB経由で供給。製品には、電源供給も兼ねるY字USB 3.0ケーブルのほか、電源供給専用のUSB−DCケーブルも付属している。なお、前述のPC Watchによるテストでは、電源供給用のUSBコネクタを接続しなくても動作することが確認されている。

 対応OSはWindows 7/8(32bit/64bit)、Mac OS X 10.8以降、Ubuntu 12.04。

写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

  最大10枚のmicroSDカードを“SSD化”できるというユニークな変換基板。発売元はサンコー。

 製品のデザインは、2.5インチドライブサイズの基板(幅65×奥行き95×高さ6mm)に、SATAコネクタと10個のmicroSDカードスロットを備えるというなんともストレートなもの。

 microSDカード1枚あたりの最大対応容量は32GBで、10枚装着すれば320GBのSSDとして使用可能(※マニュアルでは1枚当たり「最大64GBまで対応」となっているが、「これは誤り」(ショップ)とのこと」)。また、ブートドライブにも使用できるという。装着できる枚数は1枚、2枚、4枚、8枚、10枚の5パターンで、同社は「カードは全て同一メーカーで、Class10を推奨する」としている。

 ドライブとしてのパフォーマンスはミドルクラス〜ローエンドのSSDといったところ。同社によるベンチマークテスト(CrystalDiskMark 3.0.3 x64を使用)では、シーケンシャルリード266.8MB/s、ライト44.79MB/sといった結果だったという(使用したmicroSDカードなどの詳細なテスト環境は不明)。

 ただし、全て同じ容量のmicroSDカードを装着しないと、容量が正常に認識されないので注意が必要。店頭で実際に試したところ、8GB+2GB+8GB+4GBの組み合わせではドライブ容量は22GBにはならず、8GB(Windows上の表示は7.53GB)と認識された。

 対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Mac OS X。SATAインターフェイスの仕様についてはSerial ATA 1.0aとされている。

 また、付属のマニュアルには「使用するmicroSDカードは全てFAT32でフォーマットする必要がある」という旨の説明もあるが、フォーマットユーティリティは付属しておらず、別途入手する必要がある。

センチュリースライディング裸族 SATA6G(CSDRU3B6G)

  • HDD外付けケース
  • 3.5インチ/2.5インチSATA-HDD用/USB 3.0
3,480パソコンショップ アーク
3,480東映ランド
写真
写真
写真
写真

  スタックも可能なセンチュリーの露出型HDD外付けケース「スライディング裸族(CSDRU3)」の6Gbps SATA対応モデル。

 PCとの接続インターフェイスはUSB 3.0で、HDDはサイドからスライドさせて取り付けるというユニークな構造。

[撮影協力:東映ランド]

SynologyDS214play

  • LAN接続型HDDケース/3.5・2.5インチSATA-HDD×2台用
  • デュアルコアAtom 1.6GHz搭載
  • 1000Base-T LAN/USB 3.0対応
54,800オリオスペック

SynologyDS214+

  • LAN接続型HDDケース/3.5・2.5インチSATA-HDD×2台用
  • デュアル1000Base-T LAN/USB 3.0対応
54,800オリオスペック

SynologyDS214se

  • LAN接続型HDDケース/3.5・2.5インチSATA-HDD×2台用
  • 1000Base-T LAN
23,800オリオスペック
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真
写真

  Synology製NASケースの新モデル。仕様の違いで3モデルが発売されている。

 発売されたのは、ハードウェアコード変換エンジンやAtom(デュアルコア/1.6GHz)などを搭載し、ビデオストリーミング機能を強化したDS214play。1000Base-T LANを2ポート備え、CPUにMarvell Armada XP(デュアルコア/1.33GHz)を搭載したDS214+。CPUにMarvell Armada 370(800MHz)を採用した廉価モデルのDS214se。

 DS214playとDS214+はUSB 3.0を備えているが、DS214seは非搭載。搭載メモリはDS214playとDS214+はDDR3 1GBで、DS214seはDDR3 256MB。

[撮影協力:オリオスペック]

センチュリーKDA-IDE

  • IDE - SATA変換アダプタ/センチュリー製デュプリケータ向け
1,980パソコンショップ アーク
写真
写真

  センチュリーのHDD/SSDデュプリケータ「これdo台」シリーズ向けのIDE - SATA変換アダプタ。

 同社のSATA対応デュプリケータKD25/35MS、KD25/35MS2、KD25/35HS、KD25/35HS1T3向けのモデルで、これらの製品にIDE-HDDを接続するためのアダプタ。なお、リストに記載が無いモデルでの使用は動作保証外とされている。