1998年5月30日号
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まさに「K6ショック」!K6-2正式発表後にK6もK6-2も大幅安
K6-2は266MHzが2万円割れ、300MHzも2万円前半に
【今週はK6Week(!?)】 | 【K6-2/300最安値】 |
【K6シリーズ大幅安】 | 【価格は時価】 |
K6-2は5月第4週のフライング販売が引き金となり、その後もいくつかのショップがフライング販売を始めたものの、価格は一部のショップを除けば29日(金)まではさほど大きな変動はなかった。ところが、本格商戦開始となる30日(土)を迎えると、価格変動は急展開。各ショップで「今週はK6 Week(!?)」、「価格が大幅に下がりました」、「時価」といった目だった張り紙が店頭に出され、あるショップは「他店の動きを見ながら随時価格改定を行なう」と話すなど、価格競争に完全に火がついた。実際に30日(土)の間だけで値札を数回書き換えたショップや、朝と夕の値付けで約1万円の差があったショップさえ見られた。このあたりは、K6シリーズの人気の高さを示す現象でもあり、ショップ側も「売れる商材」を確保して期待をかけ、そして実際に飛ぶように売れていくのだった(K6-2/300がまずまっさきに売れていくという)。
【表1】 | |
タイプ名 | 最安値 |
K6/200 | 9,300円 |
K6/233 | 10,480円 |
K6/266 | 15,500円 |
K6/300 | 19,700円 |
K6-2/266 | 18,300円 |
K6-2/300 | 23,500円 |
K6-2/333では謎のベースクロック95MHz(!)が採用されるといった、大いに不安な面もある新K6だが(またマザーボードの買い替えが必要?)、ひとまずアキバでは大フィーバー。もうすぐやってくるIntelの価格引き下げ時期までは、少なくともこのまま人気を維持しそうだ。
□AMD
http://www.amd.com/
http://www.amd.com/japan/index.html
・K6-2発表プレスリリース
http://www.amd.com/news/prodpr/9849.html
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr9849.html
・K6-2
http://www.amd.com/products/cpg/k623d/index.html
http://www.amd.com/japan/products/cpg/k623d/index.html