1998年7月25日号
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そのほか今週気になった新しいモノ/動き
また、大型店のいくつかは、販売スペースの一部をUSB対応機器の展示にわざわざ割いてデモも行っており、販売にはかなり力が入っている様子。このぶんだと、今後もいろいろ新製品の登場が期待できそうだ。今回は特別にUSB対応機器の新製品一覧を別に用意しているので、詳しくは「今週見つけた新製品(USB機器編)」を参照して欲しい。
[撮影協力:T-ZONEミナミ]
ゲームメーカーらは新作を披露しているほか、企画物のプレゼントコーナーやグッズ販売で人目を引き、主催者側も広場中央に巨大なステージを設けて様々なプログラムを実施。ゲーム街でもあるアキバにふさわしい内容となり、入場者もかなりの数に上っている様子だ。
イベント続きの駅前広場だが、来週には31日(金)~8月2日(日)までの期間で恒例のジャンク市「AKIBAスワップミート」も行なわれる。どうせなら、駅前広場で毎週のように何かのイベントを実施するのも面白そうだ、と思う人もいるかもしれないが、それはきっといつも駅前広場でスケートボードやバスケットを楽しんでいる常連達が許さないに違いない…。
□ASCII
http://www.ascii.co.jp/
・ゲームサーカス500 in 秋葉原
http://www.ascii.co.jp/ascii/famitsu/500/
Pentium II 300MHz~400MHzまでの上位モデルでは軒並み最安値で1万円近く下がり、Celeronも300MHzで5,000円近く下がってリテールパッケージは2万円割れのショップが続出している。266MHzにいたっては、バルク版で1万円前半が中心となり、K6/266やK6-2/266とほぼ価格が拮抗する状態になっている。ライバルであるAMDの方も今週は実売価格が大きく下がったとはいえ、Intelほどのインパクトはない。
すでに報じられているように、Intelは今まで年4回だった価格改定を毎月の単位で見直しを行う方針に変更したというから、ライバルらの動きも含めて当分CPUの値動きからは目が離せそうにない。
[撮影協力:USER'S SIDE秋葉原店]
1つはEpoXのP2-100AというVIA Apollo Proチップセットを搭載した未発表のマザーボードで、フォームファクタはmicro ATXになっている。micro ATX/AGP×1/PCI×1/(ISA/PCI)×1/ISA×1/DIMM×3というスペックで、Retention KitにPentium IIとCeleron両用のタイプを採用しているのも特徴。
あと2つはPC Chips製の製品。ALi Aladdin Proチップセット搭載のマザーボードはAT/AGP×1/PCI×3/ISA×2/DIMM×3/Sound Proオンボードというスペック。製品名は「M725」。最後はSiS5600チップセットを使った製品で、AT/AGP×1/PCI×2/(ISA/PCI)×1/ISA×1/SoundPro + SiS6326AGP Videoオンボードというオールインワン設計のマザーボード。このM747は、実のところSiS5600チップセットを「BX Pro」というPC Chips独自の型番にマーキングしたうえで、もうすでにピーシーチップス・ジャパンが通販のみで24日(金)から19,800円で販売を始めていたりする。
TWO-TOPは現在それぞれのサンプル品を評価中で、いずれも近いうちに扱う予定にしているとのこと。特にPC Chipsの製品はかなり安く販売できそうというから期待度は大。Slot 1マザーボードもこうした非Intel製チップセットで安くなると、Socket 7マザーボードとの勢力図がどう変わっていくのか興味深いところ。ひとまず、非Intel製のSlot 1対応チップセットが全種類揃ったかたちで実物が展示されたのは国内では初めてでもあり、興味のある人は同店に足を向けて実際に目にしてみることをお勧めする。
□I love PC Life(ピーシーチップス・ジャパン通販サイト)
http://www.lifestyleshop.com/pclife/
□PC Chips
http://www.pcchips.com/
・M725
http://www.pcchips.com/m725.html
・M747
http://www.pcchips.com/m747.html
[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]
RIVA 128ZXは現行のRIVA 128を改良したビデオチップで、最大メモリ容量を4MBから8MBに拡張し、AGP 2xモードに対応させている。またRAMDAC性能を230MHzから250MHzに引き上げている。描画スピードに関しては大きな変化はないと言われているが、もともと2D/3Dの高速性で定評のあったRIVA 128の後継だけに、価格次第ではまた人気を呼びそうだ。
このほか、フジオンpart4では、カノープス製のRIVA 128ZX搭載ビデオカード「ZXR128」シリーズが7月31日に入荷すると予告している。同店によると、「これまでも何回か延期されているが、今回は間違いなさそう」とのこと。
ASUS製のAGP-V3000ZXが先になるのか、カノープス製のZXR128シリーズが先になるのかは今のところ判らないが、いずれにしても、近日中のRIVA 128ZX搭載ビデオカードデビューは間違いなさそうだ。
[撮影協力:TWO-TOP秋葉原本店とフジオンpart4]